70.情報源 未来の世界2

もう1冊の本、”2060未来創造の白地図”の紹介です。

世界中の新技術や研究などを、
約2億件も登録した世界最大のイノベーションキャピタルデータベースを
作ったという会社の人が書いた本で、
世界中の先進技術の開発実態を踏まえて書かれている様です。

未来を変える技術については、
前回紹介した本と基本同じと思われます。

しかしながら、この本の面白さは、
未来の技術によって将来の生活がどのようになっているかを具体的に、
未来に暮らす人の色々な日常を切り取ったように紹介されている点です。


記述されている分野は下記のように広範囲です。
ファッション、映像・音楽・舞台芸術など、食と棒業、水産業、調理、砂漠緑地化、交通、
都市、人間の体、医療、エネルギー、海洋開発、宇宙開発、ヒトとAIなど。

参考資料として各章の終わりに、
論文・特許、関連企業などが参考情報として書かれています。

また、巻末に索引があり、
キーワードから本文の場所を見つけられるのも便利で、
前回紹介した本と合わせて活用しても役立つと思います。


健康維持に努め、できれば2060年まで生き、
夢のような世界を少しでも体験したいと思います。
皆さんからも良い本を紹介戴けるとうれしいです。

以下は前回の繰り返しですが、ご容赦ください。

明るい未来だけでなく、
今まで勉強してきた健康に関する知識から考えると心配な点もあります。

本に書かれているような食事、生活が本当に私たちのDNA、体の仕組みに合っているのか?
本当に生き生きと健康な生活が送れるのか?、
ボロボロになるところを薬の力で騙すだけではないのか?
など疑問です。

私は、国は既得権者の利益のため、真実は十分伝えず、
良い事ばかりをPRする恐れがあると考えており、
ひとり一人が勉強し自分で判断する力を付ける必要があると思います


私は、既得権者は意識して本当のことは国民に教育せず、
無知なまま自ら進んで搾取階級を望む大衆を作ることで、
自らの利益を増やしつつ既得権を守ることに腐心しているように感じています。


このままの世の中でAIの普及により我々の仕事が変化した場合、

今以上に既得権者が富の殆ど全てを牛耳り、
一般の人々は奴隷に近い状態になってしまう恐れもあると危惧しています。

未来の技術革新を私たちの全員の幸せにつなげるには、
科学者に対する十分な倫理教育、ヒトへの適用に対する法的なチェックの仕組みと共に、
私たちひとり一人が勉強し、意識を変え、実際に行動することが不可欠と思います。
それがないと今の日本の政治や仕組みは変わらない気がします。


未来で人々は幸せに暮らしていましたが、
それは脳につなげられたコンピュータが作った偽りの世界であり、
現実は工場の中で体に管を付けられ一握りの支配階級に生命エネルギーを提供する家畜だった、
という様なSF映画の世界が取り越し苦労で終わるかどうかは、
今の私たちひとり一人の行動に掛かっているといっても過言ではないと思います。

下記は前回紹介した本です。

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