67.情報源 未来の世界1

もうすぐ年末年始のお休みですが、
コロナ禍も有りあまり出歩かない方も多いと思います。

新しい年を迎えるにあたり、
未来について考える時間にするのも良いのではないでしょうか。

今回、未来を夢見ながら将来を考えるのに役立ち、
ワクワクしつつも少し考えさせられる本を紹介します。

現在は、とても進歩が早い世の中ですが、
世界では私の想像を遙かに超える研究が進められているようです。

私は見ることが出来ないかも知れませんが30年、
40年後の世界はすごいことになっているかもしれません。

私は2冊の本を読みましたが、どえらい世界になると感じました。
私自信良く理解できていない部分が多く、
判りにくいまとめになっている点、ご容赦ください。

健康維持に努め、できれば2060年まで生き、
夢のような世界を少しでも体験したいと思います。
皆さんからも良い本を紹介戴けるとうれしいです。

今回は”2050年の技術”という本の内容紹介です。

イギリスの”エコノミスト誌”のジャーナリストと各分野の専門家が書いたもので、
各分野の専門家が得意分野の技術のことを書いていますので、
内容が深くとても勉強になります。

驚くようなことが既に考えられ、
実現に向けた動きが始まっている様です。
既に考えらていることは、いずれ実現する可能性があると思います。

20年以上前ですが、携帯電話の開発をしている人と話す機会がありました。

”携帯にGPS機能を持たせる取り組みをしている。実現したらすごい世の中になる。
山で遭難しても携帯を持っていれば救助できるし、人の動きが把握できるので***”
等、熱っぽく語っていました。当時は”そんなことができたらすごいね”と、
未来の話しと考えていましたが、今では当たり前になっており、
Ubarなどが実現しています。
ナビも便利で手放せません。


今は夢物語であっても20、
30年後に実用化される技術革新が世界中で進んでいるのだと思うと、ワクワクします。

健康を維持し2050年、できれば2060年まで元気で生き、
新しい世界を経験したいですし、
小脳の再生医療を受けランニングが再開できるようになるかも知れません。

しかしながら、
今まで勉強してきた健康に関する知識から考えると心配な点もあります。

本に書かれているような食事、生活が本当に私たちのDNA、体の仕組みに合っているのか?
本当に生き生きと健康な生活が送れるのか?、
ボロボロになるところを薬の力で騙すだけではないのか?
など疑問です。

私は、国は既得権者の利益のため、
真実は十分伝えず、良い事ばかりをPRする恐れがあると考えており、
ひとり一人が勉強し自分で判断する力を付ける必要があると思います。

最後にとても暗い話しですが・・・、
私は、既得権者は意識して本当のことは国民に教育せず、
無知なまま自ら進んで搾取階級を望む大衆を作ることで、
自らの利益を増やしつつ既得権を守ることに腐心しているように感じています。


このままの世の中でAIの普及により我々の仕事が変化した場合、
今以上に既得権者が富の殆ど全てを牛耳り、
一般の人々は奴隷に近い状態になってしまう恐れもあると危惧しています。


昔見たSF映画の話しを思い出しました。
未来で人々は幸せに暮らしていましたが、
それは脳につなげられたコンピュータが作った偽りの世界であり、
現実は工場の中で体に管を付けられ一握りの支配階級に生命エネルギーを提供する家畜だった、
という様な話しでした。

未来の技術革新を私たちの全員の幸せにつなげるには、
科学者に対する十分な倫理教育、ヒトへの適用に対する法的なチェックの仕組みと共に、
私たちひとり一人が勉強し、意識を変え、実際に行動することが不可欠と思います。
それがないと今の日本の政治や仕組みは変わらない気がします。

【キーとなる技術】
遺伝子編集技術の進歩
遺伝子含めた生命を支える現象が全て明らかになり、
ヒトへの遺伝子操作適用の可能性あり。
ひとり一人の遺伝子に合わせた幹細胞を使った再生医療&3Dプリンタによる組織交換
遺伝子に基づいた病気予防。がんもワクチンで予防
遺伝子操作による穀物の光合成加速

コンピューティング革命の進展&AIの普及・拡大・深化
3Dチップ、量子コンピュータ、3次元コンピュータ、IoT, ビッグデータ、AR/拡張現実など
難しい外科手術はAIの仕事
人手が殆ど掛からない農水産業
3Dプリンタで車や家も製造
すでに小さな家が造られる動画を見たことがあります。

物理学などの進歩(全ての現象が数式化可能)
宇宙エレベータ、脳と同様の機能を持つ3Dコンピュータ、知覚中枢の拡張などの実現可能
老化や病気の克服も可能になる

人間とコンピュータ、機器の融合
脳にインターネットをつなぐ(既に米国で計画進行)
政府の監視、ウィルスのリスクあり
眼球にAR/拡張現実を埋め込む
古くなった組織は3Dプリンタで交換

生物学とプロセス工学の融合=発酵の更なる発展
バイオデザイン・オートメーションにより新材料1000種類もの新材料誕生
燃料や化学物質を出す牛?
細胞培養による人口肉

エネルギー革命
再生可能エネルギーへの変換
空に浮かぶ風力発電タービン
窓や壁、服で太陽光発電
2冊目の本には水と太陽光から水素を生成する人工光合成も紹介
別の情報源では道路で太陽光発電する検討の話も見たことがあります。
廃棄物を出さない核融合実現の可能性

怖い話
兵器への最新技術応用
隠れている相手を攻撃できる曲がる弾丸
AIによる兵器制御、攻撃の指示
衛星兵器

【現代技術のリスク】
AIの反乱(人工知能戦争)、核戦争、生態系崩壊、政府による個人監視強化・コンロトール
”プライバシーは富裕層だけの贅沢になる”
”最大のリスクはAIの使い方を間違えること”とされています。

AIが出来ないこと
”AIは人間の英知を追い抜けない”とされていますが、私には十分理解できていません。

未来の雇用について
特定の業種、技能は無くなってしまう。
フリーランスワーカーの増加
”人のAIの最適な関係を実現する全く新しい働き方を創造する必要がある”とされています。
”長い目で見れば、仕事の質がかわるが医療、教育、法務の雇用は増える”とも書かれています。

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