559. 還暦の感想(元気→貴重な時間を何に使うか?)
少し前に還暦になりました。
若い頃は、
還暦=リタイア老人のイメージでした。
しかしながら、還暦になった実感は、
気持ち&身体共にまだまだ元気。
考えてみると、
人生100年時代なので、
この先、人生40年も有るかもしれません。
昔の人生60年時代で考えると、
まだ二十歳の若者ですので、
元気なのは当たり前かも知れません。
ところで、
40年生きるには、それなにお金が必要です。
年金は大幅減額されると考えざるを得ない中、
生活資金をどう得るか?が現実的な問題です。
ざっと考えて、
夫婦二人で年300万円(月25万円)
40年で1.2億円!が必要になります・・・。
【参考】夫婦2人の需給額モデルケースの最悪ケース
75歳まで年休受給を遅らせても、
100歳まで普通の生活に必要なお金を確保するには、
約4000万円の貯金が必要と考えるべきです。
役人をやっている幼なじみが、
”数十年先まで年齢構成は正確に判るが、
それから考えると年金は殆ど当てにできないと思うべき”
”可能な限り長く働く事を考えるべき”とのコメント。
これには痛く同感しています。
私の年金に対する考え方は、こちらをご覧下さい。
私の結論は下記です。
→①末永く働く。
・楽しい仕事でないと続かないので、
元気なうちに創り上げる。
②年金受給は可能な限り遅らせる(最低75歳)。
・年金=”長生きリスク保険”と考える。
③長期視点での投資を行う。
・手数料が格安な世界全体の株式に投資するIndex ETFなど
→4%ルールで取り崩し、少しでも長く収入を得る。
(目標:累計4000万円)
尚、
元気なれど、
膝痛や視力など身体のあちこちガタが来ているのも実感しています。
→若い頃からの健康維持、機能維持、健康診断・予防含めた治療大切
思い切った手術は今のうち(まだ筋力回復可能)
と考えています。
最後に、
死んでもおかしくない大病を患った経験から、
いつ人生が終わっても不思議ではない、
”時間=命”という事を実感しました。
→やりたい事を実行する事が大切。
・世界を見る・知る
・昔の友人達に会う
・新しい仕事・世界に飛び込む
→最高の、心・身体・財布の健康維持
楽しい人生
と考えています。
【参考】
令和5年版高齢社会白書
65 歳以上を 15~64 歳人口で支える割合は、
7 人@1980’s
→2.0 人@2023(社会保険料は給与 の約3 割)
→1.5 人@2045(同 40%)
→1.3 人@2070(同46%)
となります。
現在、社会保険料は給与 の3 割と言われていますが、
寿命がさらに延び、年金受給期間が長くなることを考えると、
約40年後には半分近くになってしまうと思われます。
これでは、
将来世代が潰れてしまいますし、
子育てできない、
→更なる人口減という悪循環に陥ってしまいます。
上記から普通に考えると、
医療費負担増と年金支給額減少は必至と考えざるを得ません。
その為、政府は新NISAを拡充し、
各人の自己責任で長生きリスクの保険としての長期投資を
促す制度を作ったと思います。
【余談】
極めて難しい話しではありますが、
私は自分の意志で”安楽死”を選べる様にして欲しいと考えています。
誰しもいずれは死にますがので、
最大の問題は”死ぬこと”ではなく、
”いつお迎えが来るか判らない事”です。
安楽死の選択肢があれば、
年齢に関係無くチャレンジし易いですし、
高齢者が抱え込んでいる資金も早く動き、経済が廻りやすくなると思います。