252. 32年のサラリーマン生活振り返り1(仕事編)

今日で就職してからちょうど丸32年経ちます。
学校卒業までに少し時間が掛かったので、再来年で還暦を迎えますが、
長いようでアッと言う間という実感で、
上司が新人控え室に来て職場に連れ行ってくれたのを今も覚えています。

入社当時はまだ55歳定年だった記憶で、
50歳を超えた人は老後間近という感じでした。

現在私は57歳ですが、
当時の50代の先輩方と比べるとまだ未熟な気がする一方、
気持ちは勿論、
体も脳梗塞でやられたところ以外は若々しいと思っています。

後遺症のため無理は出来ませんが、
あと20年位は働つもりで色々考えて実行中です。

長く働くことは究極の健康法と思いますし、
経済的にも少しでも楽になれる最善の選択と考えています。


しかしながら、楽しい仕事で無いと意味がありませんので、
今までのサラリーマン生活を振り返り、
特に恩返しを中心とした悔いの残ることを解消しつつ、
妻と楽しく仕事が出来るよう工夫中です。

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【ポイント】
①時間=命

②過去の自分の判断・行動が、今の自分の境遇を作っている。


良かったこと】
①切磋琢磨できる環境で色々学ばせて貰えたこと
大半が工場の仕事でしたが、色々経験させて貰いました。
最後はお客の所に出向く仕事を経験でき、
視野がグンと拡がりました。

また、海外出張も多く一人で気軽に飲み食いしたり、
ブロークンな英語でも何とか会話できる度胸が付きました。

雑用のような仕事も少なくありませんでしたが、
その経験がお客さんとの会話で役立つことが多々有り、
無駄な仕事は無く、どこかで役立つという実感があります。

②良い人達と付き合えたこと
お客さん、先輩、同僚など、今でも大切な人が沢山います。
ひょんな繋がりがあるお客さんもおられ、驚いたことがあります。

③何とか家族を養えたこと
3人の子育ては殆ど妻に任せっきりでしたが、今春末っ子が就職します。
素直に育ってくれ感謝です。

【悔いが残ること】
①もっと好き放題すれば良かったこと
かなり好きな事が出来ましたが、サラリーマンである以上制約があります。
また、仕事優先で家族との時間を徹底的に削らざるを得なかった点は悔いが残ります。

②大病をしてしまったこと
自業自得な部分が大半と考えていますが、
昔はブラック体質な会社で、それにどっぷり浸かっていた為、
長年のダメージが蓄積して多少は影響したかも知れません。

しかしながら、今の会社を紹介してくれましたし、
今の私を育ててくれた最初の会社にはとても感謝しています。

③お世話になった方々に恩返し出来ていないこと
病気の後遺症もあり、数年前に30年務めた会社を退職しました。
酷いダメージを受けたものの奇跡的に社会復帰出来た恩返しもしたいと考えています。

丈夫に生んで育ててくれた両親、
支えてくれた家族にも感謝と共に恩返しが必要です。
安全な生活の基盤を提供してくれた日本という国に対しても同じ気持ちです。

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