85.問題意識 大好きな日本の将来に向けて

本も勉強したうえで私が考えている日本の運営に関する問題を、80,81回目の投稿で紹介しました。
今回は、日本という国の存在自体が危ういのではないかという私の問題意識です。
独立した国としての日本を盤石にすることは、将来も含む全ての日本人にとっての最大の利益と思います。

先の戦争のトラウマに囚われることなく、
諸先輩方から引き継いだ美しい日本に戻し、さらに+αを加え、次の世代に引き継ぐことが大切と思います。
その為には、意図的に真実を歪めず、かつ、真に信用できる国の運営が第一歩では無いでしょうか?
今の状況では、どんな裏があるか疑心暗鬼になってしまうのでは無いかと思います。
戦争は絶対に避けるべきですが、他国に命綱を握られているままでは、
石油を止められ突入していった先の戦争の二の舞になる恐れもあります。

我々ひとり一人の行動でしか国の運営は正せないと思います。
具体的には声を出しての主張、選挙での明確な意思表示が基本と思います。

還暦間近のオヤジが思いっ切り大上段に振りかぶり、ひっくり返る寸前ですが、
真っ赤などんぐり眼でグッとこらえ、
まずは私が自分の廻りからできる”自分時間を増やして、何しない?”を考えています。
自分がやれることを実行し、自分も楽しく生きながら家族を守りつつ、多少でも日本の社会に貢献する結果、
子供達やこれから生まれてくる子孫に素晴らしい日本という国を引き継ぐことができるのではないかと思い、
それに繋がる事をしたいと考えています。

また、以下の【根本の課題】の解決に向けた指針となる本も最後に紹介します。
1冊目は考え方の基本、2冊目は過去の歴史も振り返りながら具体的内容など書かれています。
3冊目は日本の根っこ、本質について書かれた本です。

1冊目の本には、国民の意思表示の場はデモや選挙だけでは無く、
官邸にメールすれば良いと書かれており、実行してみたいと思います。
また、日本の自立に向けた考え方・道筋を、個人の人生の幸せに置き換えてた解説も有り、
”ひとり一人の幸せが、日本の幸せに直結している”旨、書かれており、
雲間から一筋の光が差し込んだ気持ちです。
個人レベルから日本の根っ子にある”和の心”をもって他国と尊敬と好意を持って接し、
言葉と行動で日本の仲間を増やす”和ァームジャパン戦略”という考えにもグッと来ました。
私は学生時代に発展途上国主体に大きなザックを背負って貧乏旅行したり、出張でも多くの国を訪れましたが、
国は違うと歴史・習慣による差はあるが、同じ人間なので本質は同じ。と実感しています。
私自身、自分に尊敬、好意を持って接してくれる人は大切にしたいと思いますので、外国の人も同じでしょう。
世界から愛されることは、間違いなく日本の国益になります。

興味ある方は、年末年始の休暇などで是非読まれると良いと思います。
非常に良い本で、色々考えさせられました。
明治以降の出来事の解説を読むと日本は国際政治の戦略性に乏しいと感じられますが、
長い鎖国の歴史が関係しているかも知れません。
一方で、外国の侵略を殆ど受けていませんし、ほぼ単一民族であることなどから、
和を尊ぶ穏やかな国民性が育まれたように思います。
鎖国に戻ることはあり得ませんので、
生き馬の目を抜く国際政治の場で日本の国益につながる動きを長期的・戦略的に行いつつ、
日本の”根っこ”、本質の素晴らしさを改めて認識し、
先の戦争のトラウマから脱し堂々と和の心を以て振る舞うことが私達自身、そして日本のためになるとの考えを、
私の今後の行動に反映してゆきたいと思います。

【根本の課題】
自立した国としての柱が脆すぎるのではないか
①安全保障
国を守ることは最も大切と思います。守れないとまともな生活はおろか人権も何もありません。
アメリカの核の傘必須=アメリカの意向には逆らえない。
現実として、アメリカとの安全保障条約が無ければ日本はどうにてもできると他国は考えている気がします。
国を守る空白を作らずに最終的に自立する動きが非常に重要と思います。
②食料安全保障
食糧自給率40%程度。
詳細はこちらをご覧下さい。
2007,8年頃にあった食糧不足・生産国の輸出禁止も覚えておくべきと思います。
全ての国は自国利益優先が当然で、自国が困れば他国はどうでも良いというのが当たり前と思います。
農産物の関税撤廃・市場開放や輸入食料の添加物緩和など日本の利益に合っているのか?
健康を2の次にして食料を安さだけで考えて良いのか?
③エネルギー安全保障
殆どを輸入に頼っています。詳細はこちらをご覧下さい。
海上輸送ルートが戦争などで閉鎖されたらどうなるのか?
国は原子力発電が対策の1つと考え推進していますが、地震国日本で本当に安全なのか?
時間が掛かると思われる核融合以外の他の手段を推し進めるべきではないのか?
非常に心配です。先の戦争もエネルギーを封鎖された事がきっかけと言われています。

【国の運営に関する問題】
国の舵取りが長期的・戦略的に国民全体を豊かにする方向を向いていないのではないか
私の勝手な感想ですが、
将来に亘る経済成長・国民生活の充実というよりは、
自分の在任期間中の既得権者の利益が最優先で、
その為には、
ツケを大きくしてでも将来に先送り
真実を隠し既得権者の地位を死守
真実を歪めて流す
ことをしていると感じています。
国民ひとり一人が国や政治に無関心すぎる
日本で暮らす以上、今の国の動きが将来の私たちの生活を大きく左右します。
週末のレジャー・ファッション・グルメも大切ですが、
もっと政治に興味を持ち行動で意思表示しなければ大変な世の中になる恐れもあると思います。
”体制は長く続くと腐敗する”ことが根っ子の問題かも知れませんが、
教育、および、トップの年齢も関係しているのではないかと感じています。
教育
既得権者などが意図的に真実を教えず、それどころか事実を歪めて流すこともしながら、
既得権の死守・拡大を図っているのではないかと勘ぐってしまいます。
トップの年齢
人間は誰しも自分が生きているまでしか真剣に考えられないと思います。
70歳台であれば、10年先程度と思いますが、
30歳台なら50年先まで考えざるを得ないのではないでしょうか?
仕事で何度か国家公務員の方と接したことがありますが、
非常に優秀で、特に若い方は身を粉にして働いていました。
官僚、政治家の若手など国の将来を真剣に考えている方は少なく無いと思いますが、
トップの方針に従わざるを得ないでしょう。
若い世代が目標と気概をもって勉強しトップに立ち、
経験を積んだベテランは、そのサポート役に廻るのが、
長期的に見れば組織にとって最も良いと思われます。

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