61.情報源 健康に良い食事2

最近本屋で見つけた”DNA再起動 人生を変える最高の食事法”を早速買って勉強しました。
DNAという言葉に強く惹かれましたが、この本も大満足の1冊でした。
この本は、科学者であり医師でもある人が書いた本です。

約20年間にわたり、
歴史、遺伝子、人の行動・習慣の体への影響などを研究した結果、
万人向けの最適な方法は無いと判り、
実際的な方法を見つけるため約2年間世界中を巡ったそうです。

その経験も踏まえて整理した考え方が、
科学的、医学的な根拠も含めて書かれています。

450ページを超える内容盛り沢山で、
医学的根拠部分も多く全て理解するのは困難ですが、
最後に何をすべきかの”まとめ”と共に体質別の献立例が書かれており、
それを参考に実践できると思います。

私は、さっそくウーロン茶、無塩のくるみ、じゃがいもを買い、
朝のナッツはくるみ中心に変えました。

体質(遺伝子)に合わない生活によって傷ついたDNAを修復し、
正しい機能を取り戻すことでミトコンドリアが本来の機能を取り戻して老化を押し戻しつつ、

健康で長生きできる
とのことです。

昔、ミトコンドリアは授業で聞いた記憶はありますが、
非常に大切なものであったとは思いませんでした。
ミトコンドリアを増やし、活性化する方法も勉強したいと思います。

私は多くの本を読み、
最高と書かれている色々な方法を試してきましたが、
自分には合わないと感じて止めた方法もあります。

”人それぞれで体質は違うので、
試行錯誤しながら自分に合った方法を見つけるしかない”と感じていました。

この本では炭水化物に関しては試行錯誤しなくても、
家で簡単に出来る方法で、
自分の体質(=遺伝子の特徴)をチェックし、
その結果を受け、どうすれば良いかが具体的に書かれています!

今の私が知りたかった情報が満載で、
一番最初に出会えたら良かった本かも知れません。

自分に合った炭水化物の量と共に、
お酒の量の見分け方もありました。

簡単に確認でき、
私の炭水化物摂取許容量は”普通”でしたので、
この前提でさっそく実践してゆきます。

私たちの先祖がどんな環境で生活し、
どんなものを食べて生き抜いたかなどにより、
ひとり一人の遺伝子は違っており、

どの食物を健康的に消化吸収しエネルギーに変えられるかが違う様で、
ある人には健康に良い食べ物が、別の人の健康を害する場合もあるとの事です。


警察の捜査にDNA判定があることからも判る様に、
あなたのDNAは唯一のものです。

尚、私は知りませんでしたが、
DNAと遺伝子の違いはこちらをご覧下さい。

この本の根拠部分を読むほどに、
我々の体は、すばらしい自己治癒/免疫機能を持っており、
それらを最大限発揮できる状態にする事が重要。”

”我々の体は、食べたのもから出来ている”という言葉が、
さらに説得力を増しました。

また、”過ぎたるは及ばざるがごとし“、”腹八分目”など、
昔から言われていることの大切さも感じました。

尚、今まで紹介した食べ物、睡眠、体の維持・機能発揮に関する本は、
一部に若干の違いはありますが、
基本は同じことを言っていると思います。

【ポイント】
ミトコンドリアがヒトが健康で生きつづける鍵
ミトコンドリアは食物から生きる源のエネルギーを作り出す、生きる鍵かつ若さを保つ鍵。
私たちの細胞はDNAに従って大切なミトコンドリアを守る働きをする。

DNAをいたわるほど長生きできる
誰もが持っている体のアンチエイジングの仕組み・機能を活発にすれば健康維持できる。
その為には、DNAへのダメージと修復の両方が必要で、絶妙なバランスが大切。

DNAのダメージを減らす
傷ついたDNAは遺伝子の老化を早め、最終的にガンを招く。
DNAを修復しつつ体の酸化を防ぐため、体内の分泌物と食べ物が重要。
DNAのダメージを減らす方法
炎症、酸化ストレスを減らす。
炎症、酸化ストレスはガン、心疾患、糖尿病などの多くの慢性疾患に関係する。
酸化の最も大きい原因は、食物をエネルギーに変える際の副産物。

DNAの本来の働きを再起動させる

【DNAを修復し正しく機能させる方法】28日間プログラム
食事と運動が重要
この2つは人が生まれつき持っている最も強力な治療薬

運動のポイント
1回3分程度の高強度運動を週に3回行う。
本に良い運動の例が幾つも書かれており、自重トレーニングもその1つ。
運動により筋肉から、劣化したミトコンドリアを新しく置き換え・増やす物質が出る。
これにより老化を押し戻すことができる。

食事のポイント
同じものを食べ過ぎず、様々な物をまんべんなく食べる
植物は固有の毒素をもつ種類が有るので同じものばかりは避ける。
魚も汚染されている可能性があるのでまんべんなく食べる。

加工食品は食べない
あらゆる乳化剤を排除。歯磨き粉にも入っている場合あり。
乳化剤の悪影響を強調しています。

人口的な甘みは避ける
自然に近い生の果物・自然のハチミツはOK
清涼飲料は飲まない

”うま味”は健康的な食生活の鍵
満腹感を得ながら食べ過ぎない鍵。
うま味に関するウンチク、日本の有名な料理人である料亭「菊の井」の村田氏、および、
「すきやばし次郎」の小野氏を含む、世界中の有名シェフと色々会話した話もあります。

和食の出汁、種も一緒のトマト、きのこ、味噌・納豆・チーズなどの発酵食品、肉、魚、貝のうまみ、
うまみの相乗効果、有名シェフの隠し味など、食いしん坊で料理好きの私には興味深い内容です。

酢やスパイスも良い
28日間プログラムでは毎日1個分のレモン汁か2個分のライム汁を飲むこととされています。

野菜、芋類、ハーブ、果物は重要
ビタミンCは体内で作れないので食物から採るしか無い。
外的に食べられないように毒素/ファイトケミカルを含むものがあることを知っておく。
古い野菜、果物はカビ毒の恐れがあり食べないこと。
農薬などの悪影響を避けるため、薬が残りやすい物は有機栽培されたものを選ぶ。
中には避けるべきものもある。

特にじゃがいもは良い
体質に応じた炭水化物もじゃがいもで摂取するとよい。
芽、緑色になったところは食べない。

適切なバランスと量の脂質は重要
中性脂肪を減らし、乳ガンのリスクを下げるなど有益。
オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸の両方が必要
魚を食べる。オメガ3脂肪酸が多句含まれる。
エキストラ・バージン・オリーブオイルは老化の原因となる酸化ストレスと炎症からDNAを守る。
くるみなどのナッツも良い。カビ毒の恐れがないものを選ぶこと。
合成油は避ける。

豆類は良い
良質な食物繊維とタンパク質源で様々なミネラルの宝庫
野菜から摂取できないイソフラボノイド類、植物性ステロールが含まれる。
大豆は味噌、納豆など毒素が取り除かれている発酵食品で食べるべき。
中には避けるべき豆類もある。

タマネギ、ニンニク、サフラン、赤唐辛子も良い
ニンニクは調理の5分前にみじん切りにすると良い。

食後にデザートを必ず食べる
食後に必ず生じる酸化ストレスと炎症を減らす。
果物、ダークチョコレート、ナッツを食べる。

ウーロン茶を積極的に飲む
ウーロン茶に多く含まれるポリフェノールやカフェインなどの効果で、
食物からの脂肪吸収を抑える、内臓脂肪を減らす、腸内フローラを整える、
基礎代謝を上げる、脂肪を燃やす、酸化ストレスや炎症を減らす等、
良いことずくめの様です。
ウーロン茶の淹れ方も詳しく書かれています。
ブラックコーヒーもポリフェノールやカフェインが含まれ効果が期待できるが、
人によっては良くない症状が出る場合があるので1日2杯まで。

高温での調理は避ける

ゆっくり暮らす
現代社会のスピードは我々のDNAはマッチしておらず、ストレスとなって悪影響を及ぼす。

ゆっくり敬意を払って食べる
最低30分は掛けて食べる。

しっかり眠る

その他
色々書いてありますが、私は良質な睡眠のために意識して日光に当たっていますので、
”長時間の日光浴はDNAを傷つけるので注意”を心がけます。

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