386. 32年のサラリーマン生活振り返り8(勉強の大切さ)
先月、32年のサラリーマンを早期退職し緩起業しました。
私は大半を工場勤務の技術屋で過ごしましたが、
トラブルの度に、
徹夜もしながら必死で勉強し多くを学んだ記憶です。
工場でのトラブル、需要家からのクレームなど多くの問題と共に、
厳しい上司や諸先輩方のお陰で必死で学べたと感謝しています。
一方、改めて振り返ると、
技術的なことは殆ど全てが学生時代に習ったことを勉強し直しただけ、
とも感じています。
昔からよく言われてきた様に、
元気で自由にできる時間で溢れている学生時代は、
人生の中で極めて重要でした。
友人と遊び呆けたり、色々なアルバイト、
オートバイでの日本1周、
発展途上国へのバックパッカー貧乏旅行など、
決して無駄ではなかったと思います。
しかしながら、今想うと、
もっと必死で勉強しておけば良かったという悔いが残っています。
学生時代に下記の本を読んで強い感銘を受けましたが、
現実の世の中や政治・経済も深く勉強すべきでした。
寧ろ、小学校から高校生の間に、
「思考は具現化する」という下記の本の内容や、
現実の政治、経済などの世の中の仕組も、
じっくり教育するのが理想と思います。
専門分野の勉強はもちろん、
現実の世の中や政治・経済の勉強をし、人生を深く考え目標を立て、
その実現に必要な勉強と経験を積むべきだったと思います。
そうしていたら、
社会人になっても時間を大切にし、
徹底して仕事を効率化して時間を捻出して、
人生の目標達成に必要な勉強を必死でしたと思います。
現実の世の中の経済面の勉強は、下記の本が役立ちました。
学生時代に読んでおきたかった本です。
尚、政治の重要性については、
269. 32年のサラリーマン生活振り返り5(政治の重要性)
で紹介しました。
政策によっては個人の努力が消し飛ぶ影響を受けます。
民主主義は自分たちの利益を最大にすべく代表を政治の場に送り出し、
議会の多数決で決める制度です。
従って、
政治参加しないと限りなくむしり取られる恐れがあります。
私は、いわゆる「社畜」勤務を続け脳梗塞で倒れ、
社会復帰できたものの最後は早期退職しました。
しかしながら、「脳梗塞になって良かった」とも考えています。
あのままの生活を続けたら、突然死していた気がしますし、
何よりも、
時間=命、家族が極めて大切という事に気付けました。
人生100年とすれば、私はまだ折り返したばかりです。
これからは、
時間=命を増やし、
時間を自分と家族の為に使うという、
当たり前の事を行う考えです。
妻と思い切って行ったベネチアのサン・マルコ広場の老舗カフェを再訪し、
生オーケストラの真ん前の特等テラス席に妻と一緒に陣取り、
豪華なアフタヌーンティーを食べながら、
「30年前起業し頑張って良かったなあ」と微笑み合いたいです。