266. 32年のサラリーマン生活振り返り4(投資)
32年のサラリーマン生活を投資という点で振り返り、
”もしやり直せるのならこうすれば良かった”
という想いも含めた内容です。
結果オーライというのが正直なところですが、
若い方の参考になる点もあるのではないかと思います。
無駄使いが無かった訳ではありませんが、
節約の習慣が身に付き、
負債となるような自宅を買って債務超過にもなっていません。
また、欺されることや大損すること無く、
ある程度の投資の勉強と経験を積みつつ、
マーケットに留まっています。
儲け損なった気はしますが、
まだチャンスはある。と楽観的ながら、
真剣に考え慎重に実行中です。
【反省点】
①良い本を見つけて基本をしっかり学ぶべき
私は破綻本から入ってしまいました。
その結果、ファンドに興味を持ち少し投資しました。
しかしながら、金銭的な余裕が無かったこともあり、
詐欺の様な高い手数料の積み立て投資や、
高額な会費を支払うことは避けることができました。
②常に勉強を怠らず最新の情報を得ておくべき
30代から40代に掛けての10年程、
必死で勉強し行動しましたが、
リーマンショックの大暴落を経験しトーンダウン。
さらに、仕事が忙しいとして殆ど新たな活動を休眠してしまいました。
③常に勉強し正しい投資を長期間継続すべき
株式インデックスETFという、
低コストで画期的な金融商品が普及していたことに気付かず、
時間という最も大切なものを無駄にしてしまいました。
良いETFが普及し始めた時から投資しておけばと悔やまれます。
【ラッキーだったこと】
①人生設計に関する良い本に出会えた
3人の子供に掛かる費用の大きさも判り
無駄な保険を全て解約しある程度貯金できましたし、
節約の習慣が身につきました。
妻が節約志向でしっかりしている点も非常に大きかったと思います。
古い本ですが、考え方は今でも通用すると思います。
最近、下記の本を購入して勉強していますが、
人生設計全般について系統的に学べる良書と思います。
著者の方のYouTube動画も良く勉強しています。
②負債になる様な持ち家を買わなかった
一時は買う気が有りました。
事情がありタイミングを逸しただけですが、
結果オーライです。
債務超過には陥って居らず、
今後の選択肢は色々ある状態です。
持ち家を買うなら賃貸需要がある場所に、
賃貸併用住宅とする事でリスク低減可能と思います。
持ち家購入は、
レバレッジを掛けて全資金を一点集中投資するに等しいと思います。
これを良く認識したうえで、
どうするかは人それぞれの考え方・価値観に従うしか無いと思いますが、
事前に”資産になる家”について勉強するのが良いと思います。
持ち家が欲しい方は下記の本を読むことをお勧めします。
賃貸併用住宅含め、沢山の良い情報があります。
③ある程度投資経験を積めた(実行した)
自分で考え、多少なりとも実行したことが良かったと感じています。
当時勉強した知識があるので、
最近Youtubeや本で勉強してもある程度理解できますし、
何より投資に対する心理的な垣根が低くなっています。
また、投資中にリーマンショックを経験した事も、
慌てないという点で、肥やしになっていると思います。
結果的には”儲け損なった”と言うのが正直なところで、
あの時こうしておけば儲かったのに、という想いもゼロではないですが、
マドフ事件でファンドが下落するという間接的な影響は受けたものの、
詐欺には遭っていませんし、
ITバブルやリーマンショックも大怪我せずに乗り切れています。
”退場せずにマーケットにとどまれている”ことで良しと考え、
まだチャンスは有る、と思っています。
但し、安全側に考え長期投資できないつもりで行動しなければならない点が厳しいと感じています。
尚、少し購入した数種類の外貨の値動きから、
分散投資の大切さを実感できました。
“266. 32年のサラリーマン生活振り返り4(投資)” に対して2件のコメントがあります。