78.投資について 投資の方向性

多くの本・ネット情報も勉強したうえで、
私が現在考えている現実的な投資運用の全体感を紹介します。

ウルトラCの儲け話しなど無く、当たり前の話ししかありませんでした。

昔から投資に関しては詐欺や怖い話しが絶えません。
また、極端な危機を煽るような話も目に付き焦ることもあります。

良く勉強し、騙されないよう、不利な商品を買わないよう注意しながら、
まずは一歩を踏み出し、徐々に投資を拡げるのが良いと考えています。

特に若い方は、時間があるので複利の力を活用すべきと思います。

小学校くらいから国の仕組みの実態と共にお金の授業を行い、
自分で考え・行動できるようにすべきと思います。


もしそうであったなら、
私の現状はもっと楽になっていた気がします。

私の場合は残りの時間があまり有りませんので、
退職金を少しでも増やす自助努力が重要ですが、
無理に投資して減らしてしまうと元も子もありません。

そう考えると、
自助努力と共に公的年金受給額を減らされない動きも非常に大切です。

今の私に何が出来るかは大きな課題ですが、次のことだと考えています。

【今の私がすべきことの方向性】
少しでも多くのお金を貯める
健康を維持し大きな出費を避ける
年金原資が増えるよう日本の経済成長に貢献する

その結果、
子供達やこれから生まれてくる子孫に素晴らしい日本という国を引き継ぐことができる。

自分時間を増やして、すべきことは、
妻と共にグルメ、旅行など人生を楽しみながら上記を進めることだと考えています。

【投資の方向性】
少しでも長く働く
少しでも貯金を減らさない、できれば増やすことができます。
その為、健康維持が重要です。
私の場合は後遺症があり、
歳と共に通勤が必要な仕事はますます辛くなるでしょうから工夫が必要です。

少しでも収入を増やす
私は普通の人より長くは働けないと考えていますので、
手取り収入を増やす必要があります。
現実的に考えると複業、節税が選択肢と考えています。
今の収入源が無くなった場合も、ある程度カバーできますし、
自分の能力アップ、将来のステップアップにも役立つと思います。

少しでも多くお金を貯めて投資する
生きている時間も楽しみたいので悩ましいですが、
頑張って車や携帯電話など固定費中心に出費を減らし、
最低その分を、使う前に貯金するのが良いと考えています。

投資には損をするリスクがありますので、
現在のようなデフレの場合は貯金は悪くないと思いますが、
もしインフレになった場合、貯金の価値は目減りする一方です。

そうなってから慌てて投資するよりは、
今のうちから少額からでも試しながら勉強するのが良いと思います。

少しでも有利に投資する
ハイリターン=ハイリスクなので、FXのようなバクチはできません。
出来るだけ複利の力を活用し時間を味方に付けるのが重要と思います。

同じ投資商品ならば税金、手数料が安い方法が確実に有利と考えています。
金融機関が進める投資信託、外貨預金など極めて手数料が高い場合や、
為替リスクを考えると不利なものが多いので要注意。

詐欺に騙されない
ネットで年7%~10%利回り保証などの投資話を見ることがありますが、
私は詐欺と考えて手は出しません。

なぜなら、
自分の儲けを得たうえで7%~10%も確実に支払えるならば、
自分で銀行からお金を借りて投資した方が儲かると思われるからです。

ギャンブルはしない
FXなどは丁半バクチに近いと思います。
中には大儲けする人も居るでしょうが、一握りでは無いでしょうか。
宝くじも同じで”愚か者のための税金”とも言われているようです。

尚、ネットでは海外にはヘッジファンドで年60%の利益が出た、
などという記事もありますが、
逆に振れたらマイナス60%もあると思いますし、
本当に優れたものは億単位の資金が必要で、
一般人には話しすら来ない別世界と思います。

株の場合は市場全体に投資する
何が値上がるかはプロでも難しいと言われていますので、
市場全体に投資する株式ETFで手数料が極めて安いものが最も良いと考えています。

世界一の投資家といわれるウオーレン・バフェット氏も、
普通の人はこれがベストと言っているようです。

“徹底的に勉強・分析したうえで大胆に投資できない限り、
成長を目指す資本主義の世界では市場全体を買っておくのが最も堅実。”
ということの様です。

更に、若い頃からドルコスト平均法でコツコツ買って時間を味方にするのが最も堅実と思います。

私には味方につける時間が殆ど無いかも知れませんので、
購入タイミングはある程度分散はしますが、
大きく下がった時に買うのが良いと考えています。

不動産投資
現在、勉強中です。
不動産は金融商品のように多くの人が見て価格を決めるのでは無く、
最後は1:1の相対取引ですので、
海千山千の相手に騙されない様、
よく基本を勉強してから始めるべきと考えています。

株ほど暴落することは無い気がしますし、ゼロになることは有りません。

また、減価償却による節税効果も魅力で、
資産家の殆どは不動産投資もしている話も頷けます。

一方、
金額が大きく借金して買った場合は空室や金利上昇などのリスクに注意が必要です。

尚、原価償却メリットは限定されますが、
私は海外旅行が好きなので外国の不動産にも興味があり色々調べています。

住宅用が手堅いようですが、
コロナ禍はいずれ収まるでしょうから、
若く将来性ある方を応援できる店舗用も魅力を感じています。

不動産は資産評価額が下がるので相続税対策になる様ですが、
資産家の方は本末転倒にならないよう注意すべきです。

相続税や節税対策として、
ハウスメーカーに進められ需要が少ない場所に借金してアパートを建てたものの、
30年家賃保証といっても2年毎の更新の度に家賃を下げられ、
当初の収益計画表も”売らんが為”の数字満載の水増しであり、
最後は自己破産、激安叩き売りという事例も少なくないようです。

色々な本が出ており驚きの内容で、
TVなどで有名な会社も同じとの記載です。

利益を生まない高額な買い物はしない
どうするかはひとり一人の考え方で異なると思います。
住宅メーカー、自動車販売店、保険代理店の話しは売るための営業トークであり、
私たち顧客のことは2の次と思いますので、自分で考え・判断するしかないと思います。


(1)持ち家
私は持ち家を買うのは慎重に考えるべきと考えています。

終身雇用は無くなる方向と感じており、
30年など長期に亘って現状が続きかどうかは誰にも判りません。

若い方も下手をすると破産のリスクがある気がします。
私は若い頃に家を買う気になっていたもののタイミングを逃し、
賃貸生活のままですが結果オーライと考えています。

一方で、高齢になると賃貸は難しい場合があると聞きますので、
最後は実家に戻るつもりです。

尚、持ち家が欲しいのは子供が小さい頃でまだ若い年代と思いますので悩ましいと思われ、
購入する場合は①賃貸併用住宅購入、②親族からの生前贈与も考えると良いと思います。

①賃貸併用住宅購入
買う場合は、土地が下がりにくい=売れそうな場所にある賃貸と自宅を併用した、
賃貸併用住宅とするのが1つの案と思います。

自分で住む部分の面積が半分以上なら低金利である住宅ローンを借りることができ、
賃貸部分からの収入で借金のリスクを減らし、
最後は土地の値段で売って養護施設に入ることも選択肢にできるという考えです。

②親族からの生前贈与
住宅取得等資金の贈与に係る贈与税の非課税措置”などを利用し、
無税で大きな資金を貰うことも可能なようです。
老後資金が十分な家庭であれば良い話と思います。


(2)車
車検も考えると、頻繁に乗らない方はタクシーの方が安上がりな気がします。
私は脳梗塞後遺症のため車が必要ですが、
中古の国産小型車を乗り潰す作戦です。

(3)保険
生命保険も高額ですので、
本当に自分に合ったものに限定するのが良い気がします。
ネットや本などで必要な保険金額が紹介されています。

具体的には、金融商品、不動産投資などに加え、
リーマンショックやコロナショックなどの大暴落も非常に気になり、
私なりに調べてみました。 
次回以降で、調べたこと、思うことなど紹介してゆきます。

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