81.問題意識 公的年金

長生きしても最後までお金に困らない様にするには、自分の力だけでは現実的には難しいことがよく判りました。
そこで、長生きリスク対策である筈の公的年金について勉強してみました。
その結果、以下のような事が改めて判りました。
大病したお陰で勉強し、やっと還暦間近になって判ったことで、
恥ずかしい限りですが紹介します。

【公的年金のポイント】
①公的年金は保険のようなもので、加入者の掛け金を原資として長生きした人が受け取れる
②原資が少なく、受け取る人が多いと年金受取額は減る
③年金受取を有利にするには原資を増やすしかなく、経済成長し働く若い世代を増やすことが最も大切

私の考えですが、働く若い世代を増やすには、
④長期的には若者の可処分所得を増やし結婚・子育てを促進させるべき
短期的には海外からの働き手を増やすべきとは思いますが、
日本人との仕事の取り合いを避けるため、十分な経済成長が必要があると考えます。
⑤消費税を導入・増税し年金原資に充てるというのは既得者の利権確保の為の方便の可能性大
消費増税する一方で法人税は減税しています。それで成長に向けた設備投資が進むのならまだしも、
内部留保されているだけというのが実態ではないでしょうか。
デフレ環境で先行き不透明として給料アップは申し訳程度で、
非正規雇用拡大、増税・社会保険料アップもあり可処分所得は減る一方です。

消費税は、”人口減少のため不足する社会保障財源をまかなうため”として導入・増税されていますが、
実際の消費税の使われ方については、このようなサイトがあります。
えーっ!と驚きの話しですが、
私は、今の国は既得権益者の利益を守り・最大化する事を最優先としていると感じており、
書いてある通りであっても何ら不思議ではないと考えています。

尚、税の基本的な考え方から、
消費税を社会福祉にも充てるのは日本だけで他国はそのような歪んだことはしていない様です。

私たちひとり一人が真実を知り、意識変え行動しない限り何も変わらず、
将来のAI普及などの際に、完全に逃げられないがんじがらめの搾取体制を敷かれてしまう恐れがあると思います。

レジャー、ファッション、グルメも大切ですが、
同時に世の中のこと、国の在り方なども普段から考える必要性を痛感しました。
以前も書きましたが、
私は、既得権者が意図的に事実を教えず、
大多数が盲目的に自ら進んで搾取される側に進む仕組みとしていると感じています。

新聞、TVなどの情報は既得権者の都合を踏まえていると感じています。
私が以前から興味を持って各国含めた動きをウオッチしている低炭素化の動きなどから見ても、
政治家・官僚の発信はもとより、メディアの報道内容も真実とは違うと感じています。
玉砂混交ですが、ネットや本に良い情報があると実感しています。
メディアは既得権益者であるスポンサーの意向に左右される、そのそも勉強不足などの理由が考えられますが、
特に経営層自身が既得権者側と思われますし、官僚の天下り先にもなっているかも知れません。

私が勉強した本を紹介します。
国の連結財務諸表を作成した方で、著者の勘違いであって欲しいとも思いますが、
その結果から見える一般国民を犠牲にした官僚の自己利益最大化の考え方など、驚きの話が沢山書かれています。
まさに、既得権者利益のため、無知な一般国民から絞る取れるだけ取れ、という感じです・・・。
官僚が無知な国民から搾取し巨大な利権を裏で確保し、そのおこぼれに政治家、大企業経営者などが群がる、
利権確保・拡大が国の経済成長より優先されているというのが今の日本の実態なのかと考えてしまいます。

マイナンバー導入に関しては、色々な意見がありますが、著者は既得権層の特権を崩す有効策と指摘しています。
私は、マイナンバーによって国に丸裸にされるので反対すべきとの意見に賛同していましたが、
よく考えると、限りなく搾取されるサラリーマンですので、本末転倒でした・・・。

一方で、国の発信と同じ考えを紹介した本もありました。
自分で勉強し真実を把握のうえ、行動することが大切と思います。
一部の著者の意見だけだと、視野が狭くなる恐れもありますので、
他の人の本も勉強していますが、私の考えは上述した通りです。

上記2冊の著者と異なり、
国と同じような考えを紹介する本です。

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