503.脱炭素化について②(理想の方向性について)

私は最初の会社の仕事の関係も有り、
世の中の仕組みを根本から作り変えることになる脱炭素に対し、
強い興味を持ってこの5年ほどウオッチしてきました。

脱炭素化の意味合い、
私達の生活への甚大な影響も考えた自由な議論の必要性については、
こちらの投稿をご覧下さい。

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今回は、私の考える理想の方向性を紹介します。

この30年程で世界中に蔓延した、
「自分の在任期間中に、自分だけ儲かれば良い」
という拝金主義の風潮を払拭しない限り、
世界中の人が幸せな持続可能な世界は実現しない、
と考えます。

【私の考える理想の方向性】
色々な方の意見を参考にしながらの私の考えです。
・気候変動影響の大きな地域の災害を防ぐ工事をしながら、
・温暖化による気候変動が取り返しの付かなくなる前に、
・化石燃料を使い果たす前に、
・途上国の需要増加(=貧困撲滅)も含めて安定して安価なエネルギーを供給をしながら、
・無理なく確実に脱炭素化を進める。

*上記の中で、
日本のエネルギー自給自足の実現、
日本の技術普及による日本経済が発展し国民が豊かになれば最高
です。

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上記の私の理想の方向にする為には、
(1)覇権争いや儲けなどの変な思惑を抜きにした事実に基づく自由な議論を行う
事が必要不可欠で、

自由議論の中で、
(2)考えるべき点は以下

①途上国の貧困対策に必要な分を見込んだエネルギー需要
②地球温暖化の気候変動への影響の事実
・現在の影響
・このまま何も変えずに①のエネルギー需要増加した場合の取り返しの付かなくなる時点までの年数
③化石燃料の残りに関する事実
・ ①のエネルギー需要増加 も含めこのまま化石燃料を使い続けた場合の残りの埋蔵量を使い切るまでの年数

<災害防止対策>
災害の危険が多い地域について、
各国が協力して洪水や高潮被害などは堤防や防潮堤を強化し被害を防ぐ。
(技術と資金を提供)

<安定供給を維持しながらの低炭素化>
①新しい仕組みを作る技術開発に必要な時間を捻出する為、
 化石燃料をCCUS(CO2回収貯留有用または有用物化)しながら使いつつ、
 エネルギー需要に影響しない範囲で徐々に再生可能エネルギー/脱炭素エネルギーを増やす。
②更に、地上国にはCCUS技術などを先進国が提供し、貧困撲滅も進める。

今は世界が経済で1つに繋がっていますので、
先進国は一時的には途上国支援支援に多くのお金を使いますが、
途上国が豊かになれば、先進国の製品も売れるようになり、
結果的に先進国にお金が戻ると思います。

お金は大切ですが、
他人から搾取しての拝金主義は恥すべき事という世の中になり、
人口増加と共に経済全体も大きく発展すれば、
世界全員が豊かになれますし、
化石燃料の枯渇に悩み慌てる事も避けられる、
と期待しています。

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