492. 人生100年時代のお金(万一の不測の事態の備え③食料危機)

これまで色々調べ考え、
人生100年時代のお金について、
老後資金をインフレから守る投資についてのまとめを投稿しました。

私は、インフレ対策以外にも、
①大地震などの災害、②食糧危機、③超円安、④資産税課税、⑤戦争
に対する備えが必須と考えています。

詳細はこちらの投稿をご覧下さい。

今回は食料危機について考えてみました。
地震などの災害対策はこちらをご覧下さい。

【結論】
・食料危機は有り得る事
1)日本のカロリーベース食糧自給率は40%弱
2)世界人口増加&脱炭素化進展の中、不作となれば食料は自国優先
中国の買い占めも気になります。

・現実的にできる限りの対策を講じる
1)家庭菜園(裏庭→できれば近隣の畑を借りる、買う)
2)釣り道具は捨てないで取っておく
3)日持ちする食料の備蓄(油、缶詰、乾麺など)
4)農業事業者との良い関係作り(特に地元)
5)健康維持

・対策を実行したら、変に心配しすぎないで、 今を精一杯大切に生きる
「時間=命を大切に、
いつ死んでも悔いが無いよう、
今を精一杯大切に生きる。」
しかない、
というのが私の結論です。

【詳細】
① 食料危機は十分に有り得る事
まずは、日本の食料自給率は極めて低いのが現実です。
農林水産省公開の日本の食料自給率はこちら

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国連が予測する世界人口はこちらによると、
世界人口は2019年の77億人から、2100年には109億人(42%)に達すると予測されています。

他方、
激しい脱炭素化の動きの中、食料に不利な動きも出ています。
・バイオ燃料(トウモロコシなどを発酵して作るメタノールなど)
・肥料の原料でもあるアンモニアの燃料としての使用
 国土交通省の資料(P42)では、現在2億t/年のアンモニア需要が最大7.6億t/年
・太陽光や風力発電用地に取られ農地や漁場が減ることも有り得る。

上記の中、異常気象などで不作が続けば、
食料生産国は自国優先として、食料輸を減らす事は違いありません。

現に、1973年にそのような事が起こっています。
(詳細は、下方の書籍「生きるためにいちばん大切な食の話」をご覧下さい)

②対策
1)自給自足の力を付けておく
・家庭菜園
 裏庭→できれば近隣の畑を借りる、買う
 裏庭畑に適した作物の調査、種の保存
・釣り道具は捨てないで取っておく
 針&糸、練り餌は新しく買っておく
・日持ちする食料の備蓄(油、缶詰、乾麺など)
・近隣の山で採れる食料の把握(どんぐり等)

2)農家との良い関係を作っておく
・特に近隣の農家(普段から作物を買うなど)
・農業法人に出資する(農作物を得る権利を確保)
 緩起業で設立した会社の事業投資としても考える

3)健康維持
・健康で無いと家庭菜園もできません。

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