32.健康 食事の大切さ3 空腹の効果

食べ過ぎは良くないとは考えていましたが、空腹が体と脳にも良いという本を読みました。
なんと、細胞レベルで再生、活性化する効果もあるようで、
”動かなくなった小脳細胞が再生してくれるかも知れない”という淡い期待も持ちながら、早速トライ中です。
脳神経の医師に聞きましたが、”脳細胞の再生はあり得ないでしょう”と軽く一蹴されたものの、
体に悪いのでやめるべきとは言われませんでしたし、やってみないと判らないと考え、
一番初歩的と書かれていた16時間断食を数週間続けています。


本では週に1回程度、24時間断食を行うことも勧めていますが、辛そうなのでやっていません。
尚、24時間以上などの断食は危険であり、行う場合は医師の指導を受けながらとすべきとの事です。
我慢できない場合は素焼きのナッツを食べて良いとの様なので、少し気が楽です。

16時間断食を初めたところ、体調が良いですし、夜ぐっすり眠れます。
気になるのは少し朝のお通じが悪くなった点くらいです。
空腹はそれほど苦になりません。

私は、夕食を18時までに食べぐっすり眠り、朝食はブラックコーヒーだけ、
次に食べるのは昼食というやり方をしています。
勤務時間の前にずらしを会社に認めて貰っているから出来る方法ですが、
寝ている時間を16時間断食に含めると楽と思いますので、夕食を抜く方法もあると思います。

【16時間断食による効果のポイント】
内臓の本来の働きがよみがえる
デスクワーク中心の場合、1日3食は食べ過ぎで内臓が休めず疲れているが、
16時間断食とすると内臓が以下の本来の働きを取り戻す。
本来の消化・吸収のための消化酵素の正常な分泌
体の機能を健全に保つための代謝酵素の正常な分泌
オートファジー
体の脂肪を分解しエネルギーに変える。
細胞レベルでの再生、活性化
腸内環境改善
上記により、血中脂肪の低下、解毒作用、免疫力向上などに加え、脳の働きも良くなるとの事で、
”脳と体が若返る”と書かれています。

オートファジー”の研究でノーベル賞を取った学者もいる模様です。
やり過ぎの場合は体に害となる場合がある様ですが、適度な範囲、すなわち、16時間断食程度であれば、
体の脂肪の分解と共に、細胞レベルでの再生、活性化、免疫力向上などの効果が期待できるとの著者の考えで、
他の効果も含め良いことずくめだったので、思い切って始めたものです。

前回、我々は、縄文時代の生活に見合った遺伝子を引き継いでいるのではないかと書きました。
具体的には、
太陽と共に起きて、食べられる植物や木の実採集、狩りなどで体を使い、
食事は、野菜、未精製の穀物、木の実、魚など1日1,2回程度、たまに肉、
という生活を想像しています。
   
当時は1日1,2食くらいの食事で、お腹一杯食べられるのは希だったと思われますので、
オートファジーは、飢えてしまうリスクに常にさらされる中で身についた
生き残るための仕組みではないかと想像しています。

尚、他の本では、空腹が過ぎると、健康に悪く肥満にも繋がる血糖値スパイクが起こりやすい、
として、少ない量を4~6回程度に分けるのが良い。とも書かれていました。
また、この記事によると、プロサッカーのスーパースターであるクリスチアーノ・ロナウド選手は、
食事は1日6回、睡眠も1日5回としているようで、この話も気になります。
我々は激しく体を使うアスリートと違い注意が必要と考えられますので、少しだけ修正し、
朝はコーヒーに加え、断食中に食べても問題無いと書いてあった素焼き無塩ナッツを食べることにしました。
朝のお通じの悪さが良くならないかとの期待もあります。

コロナ太り解消ダイエットの機会に、色々試行錯誤しながら、
もう一度自分の体に合った食事、生活を模索中です。
基本、縄文時代の食事が最も体に合っていると考えていますが、
医療レベルの差はあるものの、当時は今よりずっと短命だった筈です。
そう考えると、当時の食事では不足していた必要な栄養は確実に摂るべきと思われます。

  

  

  

   

   

   

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