282.旅行 市場が楽しい2(フランス・Paris)
生きているうちに楽しみたいと思い切って妻と海外旅行に出掛け、
花の都で民泊に数日泊まり、やりたい放題、好き放題を堪能しました。
その国・土地の食べ物は、風土や歴史の結果が反映されており、
文化そのものと思います。
市場はそれが一堂に会する場所であり、そこで買い物を料理を楽しむ事は、
食いしん坊の欲求を満たしつつ、その土地を理解し敬意を表する行為と思います。
(決して、やりたい放題の言い訳ではありません)

ステーキ肉と変わらない程高価でしたが、
新鮮でジューシーなホワイトアスパラガスを何度も楽しみました。
ちょっとした街角で青空市があり、それを覗くのも楽しみでした、
ここでのやりたい放題はこちらをご覧下さい。
若い頃、フランス料理の専門書を買って勉強し、
少し食材のフランス名も覚えましたが、
発音が悪いのか通じませんでした。
採れたての新鮮野菜を求める人が多いのでしょう、
街角の青空市をちょくちょく見かけました。
誰も気にしないのでしょう、
多少形の悪い野菜も普通に売られており、無駄が無く良い事と思います。

自然に近い健康的な環境で育てられとても美味しいと言われるブレス鶏、
昔ながらの製法で作られる発酵バターなど、
フランスでは非効率ですが伝統的で良いモノを残し、
その価値を認めて持続可能な価格を支払う文化が根付いる様で、
素晴らしいと思います。
食いしん坊な国民性の為かもしれませんが、
この文化は日本も見習うべきと思います。

尚、フランスの方は一般的に高慢というイメージもありますが、
実感として、私は全く逆と感じています。
無類の食いしん坊ですし、
旅先でとても親切に道案内をして貰った経験などから、
私は非常に親しみを感じます。
まさに”百聞は一見にしかず”と思います。
St. Germain des pressのビル内の市場
魅惑の極太ホワイトアスパラガスをこの市場で2回買いました。

フレッシュのモリーユ茸も有りました。

牛、羊、豚など肉も豊富です。
子羊の肉が欲しく、
”アニョー”とフランス語で話しかけるも高齢の店主の方には通じず、
仕方が無いので”ラム”と英語で伝えるも駄目でしたが、
隣の魚屋の店員さんが、”このオッサン子羊肉が欲しいみたいだぞ”
と行ってくれたようで、欲しいものが買えました。

家禽やハムも豊富。
鶏は皮が黄色掛って美味しそうです。
また訪れることが出来たら、
料理法を勉強したうえでブレス鶏に挑戦したいと思います。

チーズやパテ、テリーヌ類の垂涎モノです。


民泊近くの地下鉄駅前で青空市が出ているのを見つけ、
ここでもホワイトアスパラガスを買いました。



