153.料理・問題意識 実家での旨い飯1、魚屋で思うこと

コロナ禍で外食は控えておりますが、実家での滞在も終わりに近づいたこともあり、
周辺の街で美味しい食材を買って自宅で楽しんでいます。
今回は、地元産大豆手作り豆腐店の帰りに、年末に行った気持ちの良い店員さんが居た魚屋を覗きました。

年末同様、感じの良い店で、年末には無かったアジ、イワシなど私の好きな魚も並んでいました。
ふぐ白子、脂が乗り切った天然ブリの刺身用などの垂涎モノもあり、じっと見つめてしまいましたが、
同行の大蔵大臣(妻)の視線を感じ、ぐっと堪えて刺身用北海生タコとマグロ中落ちを買いました。
どちらも派手さはないもののモノが良さそうで、どう考えても美味しいと感じました。
贅沢品の部類ですが値段も手頃でした。

わたしは気付きませんでしたが、奥にはお婆さんがちょこんと座っていた様で代を跨いで続いている家族経営なのでしょう。
店は息子である店主とその奥さんに任せ、後ろで見守っているのだと思います。
先に来ていたお客がイワシの中から大ぶりの良いものを5,6匹選んで、他の魚と共に買っていました。
風貌、雰囲気からして料理人と直感しましたが、購入量は少なくコロナ禍の影響ではないかと思います。

コロナ禍で魚屋さん、料理屋さん共に非常に厳しい状況で、その他多くの業種の方が同様と思います。
尚、経済は繋がっていますので、コロナで禍で苦しい業種の方が消費を抑えれば、その他の業種の方の収入も減り、
結果として国全体が沈んでしまうという意見があり、私も同感です。
このような国難の時こそ政治による”背私向公”の大胆な政策が不可欠と思いますが、
自己利権・自己保身最優先の”背公向私”の動きになっているように思えてなりません。
自らは高給や各種特権は全く減らず暖かい場所に居るので感覚が麻痺しているのか、
自己保身を最優先とした官僚的な政治家の動き・発言、他人事の様な態度が非常に気になります。
政治は何を守る為に働いているのでしょうか?国民では無く、自己利益および自分に利益をもたらす既得権者?と伺いたくなります。

政治の力でないと乗り切れない国難の時こそ、官僚では出来ない大胆な”背私向公”政策に向けた法整備&実行が必須と思いますが、
”議論する法案が無い”として年末年始は国会休会している感覚が全く理解できません。
コロナ蔓延を防ぐ為、経済活動は縮小しながら、国民全体の生活も守る施策、休業補償はセットで必須ではないでしょうか?
また、飲食店だけでなく、食材、おしぼり関連の会社の人たちはどうなるのでしょうか?

”お願い”だけの無責任な動き、補償があっても店の状況によっては不十分の場合もあるでしょうし、
それに従わない場合は店名公表し自粛警察に叩かせる意図であり先の大戦時”非国民”と同じのでははないかとの意見も見ました。
何やら精神論だけの国の方針に従わない人を”非国民”として糾弾する”裸足のゲン”の場面が思い出されてしまいます。

財源の議論はあると思いますが、少なくとも何もしない政治家に出す政党助成金などは補償に廻すのが国の為と思いますし、
政府、日銀は無からお金を刷る権限があるので、許容範囲を超えるインフレ率にならないまでは、国債を発行する選択肢があると思います。
国債は”国の将来のに向けた投資”と考えると、国民を助け国難を乗り切り、コロナ沈静化後に一気に復活できる様に国の力を維持することは、
十分にそれに値するものではないでしょうか。
尚、国は政府の借金のみ公表し危機を煽り増税=利権の温床死守?を考えている様に思えてなりませんが、資産も正しく示す必要があると考えます。
以前の投稿に紹介しましたが、実質の子会社と考えられる日銀も含めた日本政府の財政は、
2018年でほぼ借金(負債)と資産が±0であることがIMFから公表されており、
国民のために補償をしっかり行っている多くの他国と比べても日本の財政は健全な様に思われます。

国の為に必死で考えている政治家、官僚の方も少なくないと思いますが、最後はTOPの方針に従わざるを得ないのでしょう。
会社TOPでは創業者など高齢になっても数十年先を見据えた対応をされる方も居られると感じていますが、
政治家、官僚は、数十年後も含めて考えざるを得ない50代以下、できれば40代の若い方がTOPになるのが良いと思います。
経験を積んだ方々は後ろで若いTOPを見守り、いざというときに支えることで将来に貢献できます。

還暦間近の後遺症持ちのオッサンが新年早々顔を真っ赤にしてしましたが、そんなことでは何も変わりません。
我々ひとり一人がよく勉強し、世論、選挙など行動で示さない限り何も変わらないと考えられます。
その際、公平に真実を伝える情報・教育が不足していると思われ、悩ましいです。

魅惑の正面の棚。
年末のように大トロの塊はありませんが、横綱級がデーンと鎮座しています。

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思わすじっと見つめてしまいました。

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コロナ禍を何とか生き延びて欲しい良いお店です。

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昼ご飯は、
北海タコの刺身、皮と吸盤の湯引き、まぐろ中落ち、地元産大豆手作りおぼろ豆腐の旨い飯です。

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生タコの味わい、コリッとした吸盤の旨さを堪能しました。
マグロ中落ちはご飯ととても合い、これまた美味でした。

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夜は野菜たっぷりの地元和牛店の極上ホルモン鍋。
北海生タコも、刺身、しゃぶしゃぶで楽しみました。

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