478. 低炭素化について思うこと(新産業革命&インフレ誘発)

数十年前から言われてきたC02排出による地球温暖化を避ける為、
CO2を減らし、出さない低炭素化社会実現に向けた国際議論が進んでいます。

この大きな流れを追い風にした日本の再浮上を強く期待しています。

目先の利益だけに惑わされず、
日常生活を守りながら、
他国に先んじた長い目で見た戦略的な動きを国と企業に期待
します。

現状の企業や政府官僚のスタンスは、足元数年の利益を最優先し、
大きな変化を嫌っている様で受け身の様に感じますが、
「変化に対応できる者が生き残る」
ことを忘れず動く必要
が有ります。

世界に平均気温が少しずつ上昇しているには間違い無いのでしょうが、
長い地球の歴史では氷河期と間氷期を繰り返していると言われており、
CO2排出による影響がどれ程大きいかは少し疑問です。

しかしながら、
政治的な思惑もあり、低炭素化の動きは進むと思います。

生活や経済活動に不可欠な資源を握る者が世界の覇権を握ると考えた場合、
石油や情報が重要な資源と言えますが、
それらを持たないまたは枯渇しつつある、
もしくは他に先行されて逆転が困難という国(地域)が、
長期戦略的に低炭素化に向けた活動をしている面もあると思います。

実際に低炭素化が経済に与える影響は甚大であり、
こちらでは経済産業省がまとめた公的機関などによる試算結果が確認できます。

年間数十億兆円が何十年も続くという大きな影響があり、
第2、第3の産業革命と言っても過言でないと思います。

19世紀の産業革命:蒸気機関の発明普及
20世紀の産業革命:インターネット/ITの発明普及
21世紀の産業革命:低炭素化、AI&bigデータ活用
というイメージで私は捉えています。

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