464. 富士山登山①

脳梗塞で倒れる前はジョギングや山歩きが大好きで、
妻と2人で道具を揃え、色々な山に登りました。

関東地方に住んでいた時には富士山に2回登りましたが、
今回は最初に登った時の記録です。

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私はゆっくり自分達のペースで歩きたいので、
距離は長いため人気が無い「御殿場ルート」とし、
無理しないよう8合目手前の山小屋「砂走館」で1泊しました。
他の登山道含めた情報はこちらをご覧下さい。

登る人はまばらで、
ゆっくり自分達のペースで登山したい方にはお勧めですが、
距離がありしんどいので、安全も考え、
健脚自慢であっても山小屋で1泊をお薦めします。

また山頂付近では、
真夏にもかかわらず、
みぞれ混じりの強風が吹き荒れた為、
火口を一周する「お鉢巡り」は諦めましたが、
充実した初めての富士山登山でした。

しっかりした防寒&雨対策をしないと命に関わります。

翌朝暗い中頂上を目指して山小屋を出発、
駐車場から夏の富士山が大きく見えます。
相当な距離があります。


登山道の入り口には鳥居があります。


壮大な砂地の道を延々と歩きます。
まだ標高が低いので暑く、汗が出ます。


天気は変わりやすく、
あっという間にガスに覆われ寒くなりました。


何度も休憩しながら、相当高く登ってきました。
眼下に静岡側の裾野が見えます。


やっと6合目(標高2830m)で、山頂まではまだ3.7kmもあります。


山小屋「わらじ館」です。

何とスイカ割りをしていました。

この高さまで重いスイカを運ぶのは大変です。
キャタピラで走る特殊なトラック(ブルドーザー?)専用道があるので、
それで運んでいると思います。

山小屋「わらじ館」を通り過ぎて、さらに上を目指します。
途中に山小屋の廃墟がありました。

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やっと7合5勺目にある山小屋「砂走館」に到着。


早めに着いたので寝床は下の段の端っこを確保できました。
間口の広~い押し入れの上下段にくっつきながら寝ます。


夕食はカレーライス、しかもお替わり自由です。
お腹が空いたので何杯も戴きました。
暖かいご飯が本当に美味しかったです。

夜になると吹雪でした・・・。

残念ながらご来光は拝めませんでした。

暗いと危険なので、朝食を戴き、
明るくなるのを待ってから山小屋を出発しました。


頂上に着きました。
強い風を伴ってみぞれが降りとても寒いです。
「本当に真夏なのか?」


なんとや山頂に郵便局!
記念に絵はがきを買って自分達に充てて投函しました。

尚、近くに売店の小屋があり、
うどんなどの温かいものを食べられ、暖を取れます。

急な坂を登ると観測所があります。
坂に根雪が残っており、滑りやすいので慎重に登りました。

最も高い地点に建っている石塔前で記念撮影

寒くて視界も悪いので火口を一周する「お鉢巡り」は諦めて、
下山しました。

下山道は途中からふかふかの深い砂地の「大砂走り」となり、
豪快に駆け下る事ができます。


ドンドンスピードが上がり、やり過ぎは危険ですが、
登りの苦しさを考えると爽快です。


無事戻ってきました!
富士山の神様に感謝しました。

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