460. 32年のサラリーマン人生振り返り17(苦労してよかった事）

私は数年後に還暦を迎えますが、事情があり、
今年の春にサラリーマンを自己都合退社で辞め、
実家に戻って緩起業しました。

諸先輩方の教育のお陰ではありますが、
サラリーマン時代に色々な苦労や困難があったものの、
当事者意識を強く持ち、
逃げずに真面目に徹底して対応したことでスキルアップ出来、
そのスキルで緩起業できています。

また、
節約が苦にならない性格で辛くはありませんでしたが、
妻のお陰で普段は無駄使いせず、
持ち家を買わず、長年に亘り会社の住居補助を受けたこともあり、
ある程度の貯金＝人生100年を生き抜く為の原資、
も出来ました。

【参考】
現在は、副業（複業）が注目されていますが、

社会人になる前に将来の人生設計を描き、
それに見合ったメインの仕事、スキルを習得できる副業をするのが理想です。
そうであれば困難があっても真正面から乗り越えられると思います。

尚、学歴があった方が有利なので勉強はしておくべき。
（医師を目指すなど、人生設計によっては学歴必須の場合もあります）

現在でもYouTubeなどでサラリーマンを遙かに超える収入を得る人がおり、
今後も続くと思いますが、それで生活出来る人は一握りと考えます。

【私が苦労して良かった事】
1.自分の仕事に係わる全ての事に逃げずに取り組んだこと
①若い頃は雑用と思って嫌だった仕事の経験

②小さな会社に出向した際の何でも屋の経験
・この経験は本当に貴重でした。

③激務の海外出張
・大きな会議などの際は本当に大変でしたが、
下記④と共に私のスキルにとって大きな財産です。

④担当外の仕事も徹底的に勉強したこと
出張は基本1人で行き、
全てを一手に引き受けお客さんとの会話することを心がけました。
当然、深い話しは社内の専門家と連携しますが、
担当外の仕事の勉強の過程でも多くの学びと人脈ができました。

⑤極めて大きなトラブルに真正面から対応し突破したこと
最大のトラブルでは1年間休み無しで、
何度も挫ける寸前まで追い込まれましたが、
その度に多くの人達に助けて貰いました。

最大のトラブルの原因を作った人物も、同じように1年間休み無しでしたが、
当事者意識が完全に欠けており、当人はスキルアップ出来ないまま。

一方、見るに見かねてトラブル対応チームに志願してくれた人物は、
とてつもない成長を遂げ、廻りからの大きな信用も得ていました。

2.仕事が多忙な中で色々な勉強をした事
①英会話
結果的に仕事のスキルアップに繋がりました。

②投資
世の中の動きに敏感になり、仕事にもプラスに働きました。

仕事が極めて多忙になり、
リーマンショックをきっかけに手仕舞してしましましたが、
今後を生き抜く為に必要な投資の基礎知識も得られました。

3．大きなダイエットを成し遂げたこと
10年以上前に一念発起し、
110kg越えの体重を1年弱で70kg弱まで減らし、
標準体型に戻しました。

今はそこから10kg強太ってしまったので、
もう一度70kg程度に戻しつつ、人生100年時代を丈夫に生き抜く為、
腹筋ローラーを買って筋トレを強化中です。

【補足】
今の私のスキルは、
スキルを習得させて貰った会社への恩返しにのみ使う考えで、
長くてもあと4～6年で仕事に繋がらなくなると想定しており、
75歳まで働くには最長13年足りません。

海外の会社にとっては私のスキルは魅力的と思いますが、
お世話になった諸先輩方を裏切ることになる為、
他の会社の為には使いません。

その為、
新しいスキルを身に付けるべく、色々実行中です。