325.地元/岐阜市の伝統ある商店街活性化(起業1)

還暦間近で早期退職し、緩く起業するため実家に戻り準備中で、
妻と一緒に始める会社の仕事は、
当面は今の会社の業務委託のみですが、
いずれ、地域活性化に少しでも貢献したいと考えています。

商工会議所に行き、
中小企業共済などの自分年金制度や補助金について確認した際、
地元最大の商店街、柳ヶ瀬の再生が最大の課題と聞きました。

柳ケ瀬は商店街と飲み屋街から成る大きな大きなアーケード街で、
美川憲一のヒット曲、柳ケ瀬ブルースで歌われた街です。

商店街である東柳ケ瀬の一番のメインストリートでもご覧の有様です。
しかも日曜日ですので、昔の1/20,30の人出といった感です。
メイン以外の通りは場所によっては相当厳しい状況でした。

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飲み屋街である西柳ケ瀬は夜行かないとわかりませんが、
いかがわしい感じの店が大半のようで、
衰退していると感じました。

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小さな子供の頃から高校生までの間、
時々訪れた懐かしい商店街ですので気になり、
柳ヶ瀬再生について少し考えてみました。

【思い付く課題】
相当思い切った事をしないと難しい気がします。

①現代にマッチしない立地、設備
→お客さんが少ない

②老朽化した建物・アーケード
→維持費負担が大きく、儲けを圧迫

③負の連鎖
→客も少なく費用負担大で店が減り、悪循環に陥っている。

①現代にマッチしない立地、設備
駅から少し距離があるうえ、駐車場が少なく、
電車の客は再開発が進んだ駅前に取られ、
車の客は郊外の大型ショッピングセンターに流れる様です。
柳ヶ瀬でしか味わえない魅力が不可欠と思います。

車で通りがかった際に見てもシャッター街のようで、
人通りも激減している感じでしたがよく判らないので、
数十年ぶりに街中の柳ヶ瀬商店街を散策しました。

メインストリートに3軒有った映画館はここだけになっており、
昭和レトロ感満載です。
これはこれで悪くないと感じました。

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②老朽化した建物・アーケード
柳ヶ瀬はアーケード街ですが、老朽化が進んでいます。
特に人通りが疎らで店が少ない箇所は痛みが酷く、
商店街の中に空き地が所々出来ていました。

維持費の負担が大きく、廃業する店が増え、
さらに残った店の負担が増える悪循環と思います。

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メインストリート周辺には若い感性の店も散見されます。
復活の期待を感じさせ、
応援を込めて若い方の店で買い物をしました。

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高校生の時、時々行った味噌カツの店が、
場所を変えて営業していました。

”元祖みそかつの店”なので、
”がんみそ”の愛称で親しまれていた安くてガッツリ系の名店です。

昔同様に狭い店内で、値段は倍くらいになっていますが、
W味噌カツ定食も健在でした。

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高校時代の思いでのもう一軒、
絶品カツカレーの店”キッチン亀”は残念ながら無くなってしまった様です。

近くの大通りに面した場所には、こんな渋い店も残っていました。

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