133.思うこと 人のはかなさ・素晴らしさ
母と妻が近所にある学問の神様を祀る神社に行きました。
兄弟の子供が大学受験なので、合格祈願のお守りを買うためです。
私が受験生の時は約40年以上前ですが、今でも昨日のことの様似思える新鮮な記憶です。
その後の学生時代、会社勤務など、年を追う毎に過ぎ去るのが早くなり、まさにアッという間でした。
元気だった母も足腰が弱り、当時の祖母と同じ様な容姿・動きになっています。
丁度、若者→中高年→高齢者という世代が1つづつ進んだ感じです。
私はあと数年で還暦ですので、瞬く間に次の世代になってしまうのだと思います。
次の瞬間も生きていられる保証のある人は誰も居ない、すなわち、時間=命であることに加え、
その貴重な時間もあっという間に過ぎてしまう事を考えると、
人生は、一期一会の心が大切であると共に本当に”はかないもの”だと思いました。
一方で、子供の頃から同じところで大きくなっている木々も少なく無く、
更に何十年、何百年も生き続けるものもあると思います。
しかしながら、人は、遺伝などで親子で似ている部分も在りますが、
背中を見て育ち引き継いだ部分に気付く事があります。
今の日本の豊かな社会は大先輩方の努力が引き継がれたものであり、
ひとり一人の人生は短くとも、
より良くしながら世代を超えて繋がり・拡がる人の力は、木より間違いなく強いと思います。
私の残りの人生がどれだけあるか判りませんが、
自分と妻、子供達が楽しく暮らせ、私が早目に逝っても生涯困らないようにしつつ、
地域貢献・活性化、地産地消、健康、理解促進に関する仕事をし、
子孫が困らない様、平和で豊かな美しい和の国日本、
“平等にチャンスがあって将来に亘り再生・維持可能な社会”を
次の世代に引き継ぐ事に微力ながら貢献したい想いが更に強くなりました。