536. 起業と節税について(将来への投資が最優先)
家族と設立した緩起業会社も2期目終盤になり、税金対策を考えています。
無駄な物を買うのは意味が無く、
事業拡大に投資するのが本来だと思います。
私の場合は妻と一緒に末永く楽しく続ける仕事確立に向けた投資に使うのがベストであり、
色々考えてはいますが、出費は来年以降になる見込み。
そこで、
倒産防止共済加入&翌年分前払いによる節税(税の繰り延べ)を検討しましたが、
満額引き出しは40ヶ月後、
預けている間は金利は一切付かない
という課題がある事が判りました。
つまり、連鎖倒産を防ぐ必要が無いと加入する意味が無いと判断。
私の場合、売掛金など無く
資金が凍結されている期間に
円の貯金だけではインフレ&円安で価値が下がってしまう恐れがありますし、
妻と一緒に末永く楽しく続ける仕事が出来る時期が遅れる可能性もありますので、
倒産防止共済加入の必要はありません。
そこで、
利益を計上して法人税を支払い、会社資金を増やすことにしました。
僅かな金額であり、何年も積み上げないと大したことはできませんが、
内部留保金は外貨購入などでインフレ対策もできます。
将来どうなるかは誰にも判りませんが、
後悔せずに勉強のうえ、自己判断したいと思います。
【余談】
サラリーマンを32年続けた後、起業して気付いた事は色々ありますが、
税金について強く意識するようになりました。
社会保険料は、個人分と会社分を支払うことになり大変です。
一方、
起業するとサラリーマン時代より節税手段は格段に増えますので、
いかに工夫するかで手元に残るお金が変って来ますので、
税金を意識、勉強してきました。
現在、緩起業2期目も残り数ヶ月となり、
収益予想に加え、これから出来る節税対策を考えています。
起業した場合、経費にできる出費は税引き前なので、25%offの感覚ですが、
不要なモノを買ったりするのは意味がありません。
新しい事業への投資や会社存続に必要なモノ・事にお金を掛ける考えで、
現時点では下記が候補です。
・太陽光発電パネル&蓄電池セット
PCとネットによる事業ですので災害などで長期停電は事業に大打撃。
・携帯電話連動のモニター&インターホン一式
事務所に籠って集中すると来客のチャイムが聞こえない場合あり。
尚、
掛け金累計800万円が上限ですが、
大きな節税対策として倒産防止協会掛け金があり、最大で年460万円程度OKで、
掛け金は経費として課税所得から控除できます。
40ヶ月以降であれば全額払い戻し可能で、その際に法人として税金が掛るので、
税の繰り延べではありますが、過去の赤字や何らかの大きな出費と相殺可能です。