76.投資について 目標感・全体感

もし、5年から10年程で私の寿命が尽きてしまっても、
妻が最後まで困らないよう、投資でお金を生み出すことを考えました。

理想は、年金以外に生活に必要なお金を得られる資産を持つことです。
年金は、大きな病気になったり介護施設に入るなどの万一の備えと出来れば安心です。
しかしながらそれば夢でしかなく公的年金が重要なことが改めて判り、その勉強も進めていますが、
色々な思惑に騙されないように注意しながら、若いうちから投資をして備えた方が良いと考えています。

まずは、ざっくり全体イメージを確認してみました。
本来は年金や貯金を取り崩して生活する場合、お金の価値を減らすインフレが極めて怖いのですが、
一旦は無視しました。
また、このまま日本の経済が低迷すると、年金は減額され続けるでしょうから、
大胆ですが、年金は考えない試算です。

【目標収入①】
税引き後、年360万円。
将来は実家に戻るとし、毎月30万円あれば暮らせると考えました。
税率20.315%

【粗検証】
前提
投資利回り:リスクは取れないため、米国債利回り+1%=4%としました。
今はコロナ禍で低金利ですが、過去の米10年国債利回りから決めた値です。

結果
税引き後に年360万円を得るには、約452万円が必要であり、
それを年4%の利回りで得るには、なんと1.14億円が必要になります。
これが困難なのは一目瞭然ですので、色々工夫が必要です。

【目標収入②】
次は現実的な話しとして、
貯金を取り崩しながらなんとか最後まで生活する場合を粗試算しました。
手数料を支払いながら毎年平均して4%のリターンを得るのは大変とは思われますが、
途中で売買せず税金が掛からない場合、下記の表の結果となりました。
計算は、ここここなどネットで調べれば色々なサイトが見つかります。
また、貯めたお金を取り崩して使う場合の計算はここが便利です。

【粗試算結果】

年4%で運用しながら毎月税引後約30万円を得るには、
6940万円強必要となり、ハードルは依然高いですが少し下がります。
尚、6940万円を4%で運用しながら50年で取り崩しても税引後毎月21.4万円が使えます。
つまり、下記が言えると思います。
一旦大きな金額を貯めることができれば何とかなりそう
なんとかなりそうな金額を貯めるには毎月コツコツ貯めて保守的に・頻繁売買せず長期投資すべき
高齢になっても保守的に投資できるよう、若い頃から勉強・実践しておくべき、頭と体の健康を維持すべき
現在20歳台の方であれば、毎月5万円を頑張って捻出し保守的に50年間長期投資しつつ健康維持をすれば、
余程のことがあっても生涯暮らせると思います。
但し、今の経済状況が続くとした場合の試算ですので、
世の中の動き・政治などに強い関心を持ち、必要な場合は積極的に行動することも重要と思います。

毎月積み立て投資であればドルコスト平均法になり、長期投資することで高値つかみリスクを避けながら、
暴落をメリットに変えられる可能性も高くなると言われています。
但し、手数料が高く金融機関の肥やしのようなものは避けるべきと思います。
また、特定の税優遇口座以外では、頻繁に売って利益確定すると税金の問題もあります。
金融機関の勧めには簡単にのらず、自分で調べ・考え・判断すべきと思います。

投資以外にも、持ち家購入、生命保険など色々PRされていますが、
よく勉強のうえ、自分で考え・判断するしかないと思います。
国(政治家、官僚)、金融機関、ハウスメーカー、保険会社などは、
誰も本当に我々の事は第一に考えておらず、

自己利益最優先で話しをしていると考えた方が無難な気がします。

尚、私の場合はもう時間が無いので、退職金の活用が大切と考えて勉強中です。

【公的年金について】
上述のように考えると、現実的には公的年金は長生きリスク対策として必須と判ります。
色々と勉強した結果ですが、
年金は保険と同じ仕組みであり、加入者の払込金が多いほど、貰う立場の人に給付される金額も多くなります。
従って、経済成長を促し働く世代の給与が増えた結果、年金財源が増えるのが非常に常に大切
と考えられます。
私は、消費税を増やし社会保障財源に使うという考えは決して良いとは思いません。
現在勉強中ですが、消費税の裏側には既得権者の利益最優先の裏側もありそうな気がします。

今の国は経済成長は二の次で、増税・年金給付額減少含めた社会保障縮小優先の考えと感じます。
その為、国は年金が足らないとの情報を意図的に流し、投資含めて自己責任で蓄えを増やすよう促しているように感じます。
そのうち、コロナ増税や、年金など社会保障維持の為として消費税率引き上げを言い出す気もします。
しかしながら、本来必死で進めるべき”経済成長により国民の可処分所得を増やす動き”は掛け声だけで、
実態は既得権者の利益が真の目的のように思われてなりません。
私は、今の国のやることは既得権者利益利益最優先と感じており、
自分で良く勉強し・考える、行動する必要があると考えています。

国が戦略的に経済成長を進めることで働く世代の給与が増え、
その結果、全員が幸せになり年金受給額も増えるのが本来在るべき姿と考えますが、
今の状況を見ると期待できないと感じています。

私一人で出来ることは些細ですが、多少でも日本の成長に貢献できる仕事をしながら、
色々な思惑に騙されず、できるだけ安全に貯えを増やし・備えておく必要があると考えています。


【インフレリスク】
尚、私は、煽るような危機的な話しは自己利益を狙った動きと考えていますが、
頭の片隅には入れておき、

そのような最悪の状況になっても、なんとか生活できるような備えをしたいと考えています。
具体的には、老後生活にとって最も恐ろしいインフレリスクです。
6%のインフレの場合、12年で貯金の価値は半分に減ってしまいます。
いざ、兆しが見えた場合にやるべき事を色々考えておくべきと考え、
その為に必要な事前準備を勉強・実行中です。

次回以降で、私が勉強した結果の具体的な投資の考え方・方向性などを順次紹介してゆきます。


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