530. 生き方(足元の生き残りと将来投資のバランス=子孫への最大の贈り物)

私は約32年のサラリーマンでしたが、早期自主退社し、
小さな会社を作って緩企業2期目半ばとなりました。

まだ浅い経験ですが、
会社経営には下記が重要であり、
サラリーマン社長の大きな会社で実行するには、
40,50歳台前半の若い社長が必要と実感しています。

①足元生き残る儲けを確実に得ること
(足元の生き残り無くして将来無し)

②足元から5~10年先、10年以上先の儲けに向けた動きをすること
(先行投資しないと将来ジリ貧)

③上記①、②のバランスを取りながら、若い人に経営を渡す準備をし徐々に実行すること
(会社は人、若返りながらでないと続かない)

④自分(自社)だけでは新しい動きは困難、信頼できるパートナーが必須

⑤常に①~④を考え、無駄な出費を抑えて会社の為に時間とお金を使うこと

私の会社のように、家族のみ出資の極小企業は、
会社の発展・利益=家族の発展・利益ですので、
上述の重要な点を進めるモチベーションは簡単に維持できます。

また、家族のみ出資の会社なので、
四半期毎の収益を問われたり、配当要求のプレッシャーなど皆無です。

毎月の生活に必要な儲けが無いと辛いものの、
先日、最大顧客との契約更新もほぼ決まりホッとしています。


一方、大企業のサラリーマン社長は、60台後半以上が多く、
社長が最後の仕事でしょうから、
極端に上記①に偏るのではないかと思います。

在任期間中(=目先)の儲け最優先であり、
将来の会社については、その時の後任にお任せという動きすら感じます。


自分の在任期間である足元が最も大切で、
将来の投資を疎かにしても、足元の儲けを最優先にしている気がします。

そうすることが、自分の退職金を増やし、上手く行けば会長職や顧問として、
社長退任後も報酬と地位を保てますので、当然の考えかもしれません。

私の最初の会社は歴代サラリーマン社長なのですが、
まさにサラリーマン社長の悪さが目立つ気がします。

この30数年でいつの間にか、
会社は社員のもの、終身雇用が、
会社は株主のもの、非正規雇用に変わり、
日本企業は勢いを失った気がします。


私は自分で出来る範囲の事をし、
少しでも住んでいる地域を元気にしたいと思います。

その結果、子供達や今後生まれてきてくれる孫達の世代が幸せになる、
つまり、最大の贈り物(相続)であり、
今の私達も先達がそうしてくれたお陰で平和に暮らせているのだと考えます。

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