453.世の中の変化(web会議のインパクト)

コロナ禍により、世の中が色々と変わったことを実感しています。

経済が廻らないなど悪い事が大半ですが、
大切な時間を節約できることに繋がる変化も進んでいます。

特に仕事ではWeb会議が普及し、
社内システムに自宅からアクセスする仕組みの導入が進んだ結果、
出張する必要が激減し、
リモートワークで大半のデスクワークが可能になりました。

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4、5年程前、海外のお客さんとは電話会議システムで何度も会議したことが有りますが、
説明資料を画面で共有化できないので、資料に付ける番号や印を工夫し、
言葉だけでも伝わり易い工夫をしていました。

それでも、「この写真のこの部分が気になる」などと言われ、
具体的な箇所が判らず困ったことも有りました。

一方、現在のweb会議であれば、
先方が写真を画面共有し、気になる部分をカーソルで示すことができます。

下の写真は私が電話会議で使っっていた機器とほぼ同じもので、
先方のシステムを呼び出すダイヤルボタンと、マイク&スピーカーが一体になったものです。


【web会議の利点】
時間を節約できる点が最大の魅力です。

①時間とお金を節約し、有効活用できる
出張に掛る時間、お金=ゼロ
受け入れる側の会議室の確保、準備、お茶出し等=ゼロ

②必要なメンバー全員が参加できる
出張人数、会議室の制約なし
若手の育成にも繋がる

その結果、
出張の移動時間や出退勤の時間を仕事や自己研鑽に有効に使えます。

私が退職し緩起業できたのもwebミーティングの普及が大きかったと実感しています。

7~4年頃前は最初の会社で技術的な営業の担当となり、
電話会議も行っていましたが突っ込んだ会話がしにくい事から、
欧米、中国・韓国、東南アジアなど頻繁に海外出張していました。

その旅に多くの時間とお金を使い、
時差の関係で昼は現地出仕事、
夜は日本の仕事&翌日の準備で睡眠時間を極端に削らざるを得ず、
体への負担も大変でした。

現在であれば、web会議に置き換えることで、
当時の海外出張の7~9割はweb会議で済ますことができる
と思います。

従って、
航空会社やホテルのビジネス需要はコロナ禍が収まっても元に戻らないと思います。

一方、プライベート旅行は、
webでは判らない気温や風、音、匂い、味、雰囲気などが大切ですので、
無くならないでしょうし、
しばらくはコロナ禍で我慢した分の特需で活況になると思います。
また、海外旅行を楽しむ中間層が途上国中心に増えると思います。

ビジネス需要が減る分をプライベート旅行需要で補うため、
飛行機やホテル、観光地のサービスが向上すると嬉しいです。

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