428. 恩について

先日、我が家の菩提寺で色々なお話しを伺い、
「恩」という言葉が心に響きました。

「因」は”物事の起こるもと”という意味であり、
「恩」は”物事の起こるもとに心を寄せる”という事です。

「恩」によって、今の自分が在り生かされていることを心に刻み、
「おかげさま」という感謝の気持ちを忘れずに生きる大切さを、
教えて戴きました。

今の自分が在る”もと”は、沢山有ります。

・先祖や父母、妻や家族など
・お世話になった会社を創り継続されてきた諸先輩方
・豊かな社会・文明を築き上げてくださった先達の方々
・命を繋ぐ糧を分けてくれる自然
など


私は4年程前に酷い脳梗塞で倒れながらも、
廻りの方の神速な対応、進歩した医療、家族の看病などのお陰で、
幸運にも社会復帰できました。

大病により、もう一度自分の人生を考える機会があり、
今の自分が在る「もと」、「生かされていること」を考えたこともあり、
お寺のお話しが心に染みました。

大病のおかげで私の考えや行動にも大きな変化が生じ、
その結果、今の私が在るとも言えます。

お寺のお話しを伺い、
「生かして頂いた意味」を良く考え、行動し、
家族や私の周囲、次の世代の「もと」になる、
”もの”、や、”こと”を成したい思いを新たにしました。



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