395. 32年のサラリーマン生活振り返り12(もう一度やり直すなら①)

以前の投稿32年間のサラリーマン生活を振り返り、
結果オーライですが、
かけがえのない貴重な32年間だったと改めて実感しました。

私の場合は、時代にも恵まれましたが、
今の若い方の場合は、遙かに厳しい環境で人生を創り上げる必要があり、
事前に良く考えをまとめておく必要があると思います。

そこで、32年間の振り返りも踏まえ、
私なりの考えをまとめてみました。

⓪基本 自分の人生は自分で勉強&考え抜いて舵を取る

良書などで考え方、状況などを勉強しつつ、
少額でも投資をし世の中や世界の情勢に常にアンテナを高く張ることが大切
です。

常に自分で考え判断し、
「自分の人生の舵は自分で操作する」ことを心がけることが基本
と思います。

また、以下も念頭におくべきです。
「楽して儲かる話しは無い」
「ノウハウだけ覚えても基本スキルを磨かないと役に立たない」
「スキルは実践しない限り身につかない」
「人脈は宝。儲け独り占めではなく利益を分かち合うことが、良い人脈造りに繋がる」

これらの基本があれば、
詐欺や犯罪に巻き込まれたり、
セミナーや情報教材などでの無駄な出費を避けることができると思います。

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①課題 サラリーマン=安定は完全に死語になる

私が経験した時代とは違い、
現在は終身雇用は崩壊寸前であり、
安定というメリットは無くなりつつあります。


国は企業に対し「希望する社員は70歳まで雇用せよ」と言い出しましたが、
いずれ年金受給=70歳化を考ているのだと思います。

今から30年、40年後は更に厳しい状況になっているでしょう。

企業も大変です。

若手を入れて組織を年齢構成的に健全に維持しつつ、
特に人件費削減も考えると、
会社は40歳以上の出世競争から脱落した社員を辞めさせたいと考える筈です。

正社員は簡単に解雇はできませんので、
非正規雇用拡大に加え、
一部大手会社が始めた「正社員の業務委託社員化」が進む
と思います。

一年や数年の委託契約とすれば、簡単にクビにできるからです。


下記の本では、厳しい現実が理路整然と書かれています。
アメリカ社会で起こった事もこれからの日本の参考になると思います。


②対策 

会社や国に頼らず、
どの国でも家族を守れる自分のスキルを身に付ける

・自分の専門スキルを磨く(知識&実践経験)

・複数の専門スキルを身に付ける
組み合わせるとオンリーワンならベスト

・英語はできて当たり前

*例えば、寿司職人も出来るIT技術者で、
茶道&華道免許皆伝でチーズも作れる、英語&日本語+αのマルチリンガル。
このようなスキルがあれば、どこの国でも生活出来るでしょうし、
特技を活かした起業も可能と思います。

尚、言葉はgoogleなどによりAI同時翻訳が普及し、
日常会話では特に勉強する必要が無くなるかも知れませんが、
深い会話では自分で使いこなせるメリットは残ると思います。

下記の本では、
自分で人生の舵を握って楽しく生き抜くための考え方、
基本が書かれています。
筆者の方の実体験を基に書かれており、説得力大です。

【補足】
サラリーマン= 安定と引き換えに限りなく搾取されることに甘んじる立場
と気付いた際、
父親の会社の役員をしている高校時代の同級生との会話を思い出しました。

就職直後でしたが、同級生が行ったことは以下です。

・サラリーマンになるのはアホらしくて信じられない

・凄い価値のある仕事をしながらも、
人生の殆どを捧げ安い給料に甘んじる信じられない人種がサラリーマン

・よく考えて正しく動けば年収で数千万円もの価値を生み出せる

幼少時から経営者の親に徹底して考え方を教わっていたのだと思いますが、
よくあの年齢で世の中の実態を理解していたものだと改めて驚くと共に、
教育の大切さを痛感します。

そう考えると、学校教育、マスコミに不満を感じます。

搾取され続けるというサラリーマンの立場は一切表に出しませんし、
必死で汗水垂らして働くことが大切として、
まるで全員をサラリーマン化する意図が有るようにすら思えてしまいます。


しかも、サラリーマンのメリットである「安定」は間違い無く死語になると実感します。

下記の本では、子育て費用、持ち家など、
お金と人生設計についての現実が書かれています。

新築の持ち家購入と子供をもうけることのインパクトなど、
具体的に書かれており、
「こんな筈ではなかった」と後悔しないよう、
事前に良く勉強し、考えて行動すべきと痛感します。

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