389. 32年のサラリーマン生活振り返り10(会社での出世ほか)
32年間サラリーマンを経験しました。
最初の会社→子会社(出向)→最初の会社→2社目→早期退職&緩起業、
という経歴です。
子会社では、小さな会社で社長のすぐ近くで何でも屋として、
会社の危機&立て直し含め、もの凄い勉強と経験ができました。
また、上に行くほど孤独であること、
志が無いと務まらないことを痛感できましたし、
人脈含めてかけがえのない私の財産になっています。
32年間で、
私が気付いた事、感じた事、目の辺りにした事を紹介します。
色々な考え方、生き方があると実感しました。
【サラリーマン生活で気付いた事】
①出世する人
会社の利益に大きく貢献する人(儲け、組織強化など)
実力や人望があり上司や会社の方針をキッチリ実現できる人
人間としての魅力に溢れ人望が厚く仕事ができ実績のある人
実力者にぶら下がって親分の出世に伴い引上げて貰う人
敵を多く作らない人
中にはお客さんを使ってまでライバルを蹴落とし、
最後は役員にまでなった人もいましたが、強い違和感を感じました。
②出世にはトラブルを起こさない事が重要
パワハラは一発アウト
仕事熱心故の苦言でも度が過ぎると良くない。
③上に行くほど孤独で志が不可欠
私は中間管理職でしたが、出向時の社長を見て痛感しました。
④親会社の弊害
親会社がうるさすぎると本来やるべき需要家でなく、親会社に営業してしまう。
やる気が無い落下傘部隊が役員などで来ると最悪。
⑤社内の常識は世間の非常識
子会社出向で痛感、この経験は非常に有益でした。
⑥人間性は会社以外でも磨くべき
会社の常識=世間の非常識のケースが多々あります。
3社目の人間教育の素晴らしさに驚きました。
最終的に起業を考える人は、
会社以外でも人間性を磨くのが良いと思います。
⑦出世は考えず徹底的に仕事をしない生き方も有る
クビにはならず家庭最優先の生活ができます。
仕事を断るのが仕事の様な人もおり、
時給では役員クラスと同等以上ではと思えました。
【補足】
①出世する人
●会社の方針に従った仕事をリーダーシップを持ってキッチリ遂行できる人
(人減らしなど辛い仕事も含めて)
●組織を強くするマインドが高く実行できる人
例えば、一時的な大変さは自分で吸収する気持ちで下記などを実行
・部下の育成の為に計画的に積極的に異動させる
・大きな仕事の仕組みを変える
●高い実務能力があっても部下に任せつつ、
当事者意識を持ってポイントを確認し、
必要時は徹底議論し部下を育成しながら組織全体を導く。
●実力者にぶら下がって出世した人の部下になると最悪です。
中には驚く様な実力の無い人もいました。
②出世にはトラブルを起こさない事が重要
実力で出世する要素を全て備えたとても優秀な後輩が、
仕事熱心故の苦言が度が過ぎて不遇な状況になってしまいました。
社員として見る評価と、
会社組織として見る評価は違うことを痛感しましたが、
是非とも当人には復活して貰いたいです。