526.不幸も悪い面ばかりでは無い?
私は、今までの体験から、
「物事には全て光と陰がある」、「光と陰はコンビになっている」
そして、
「出来事を自分にとってどちらにするかは、自分の気持ち・行動で決まる」
「自分の気持ちを貫くには家族や信用できる仲間の協力が不可欠」
と考えています。
【大病】
大病で今までの日常生活を失ってしまいましたが、
「時間=命」という当たり前の真実に気付けました。
その結果、
今後の人生を考え、変えるための実行に繋がりました。
更に、
妻や子供達に支えられ家族の大切さを改めて実感できましたし、
幸運にも社会復帰できました。
【大クレーム】
大クレームでは約1年間休み無しで徹底的に苦しみましたが、
貴重な信用、知識を得られました。
実態は、諸先輩や後輩に助けて頂いただけなのですが、
個人的にも大きな技術的専門知識と教訓を得ることが出来ました。
当事者では無く関与する立場ではなく、
どう考えても地獄でしか無いにもかかわらず、
自ら志願し一緒に苦労してくれた後輩が途轍もなく大きく成長し大活躍してくれた点も嬉しかったです。
この大クレームでは、以下の事も学びました。
①逃げずに全責任を負う覚悟で最後まで諦めなければ道は拓ける。
②信用は宝
一人で出来る事は大した事が無いが信頼してくれる協力者が居てくれれば、
大きな苦境も乗り越えられる。
③出世(自己PR)の為には手段を選ばない人間が居り、
一見とても前向きに見えるが自分のPR(責任逃れ)に異常な執着を持っている。
④私利私欲無く、自己研鑽のため苦労を厭わない有り難い人間も居る。
人を見る目を養う点でも大きな糧になりました。
色々有りましたが、
時間=命を大切にして、
心・頭・財布の究極の健康法である、
「妻と一緒に末永く楽しく働く」という目標を見つけることが出来、
一歩ずつ実行中です。
【病気について】
私は5年程前に大病し、それまで楽しんで来たジョギングなどは出来なくなり、
仕事が出来る時間も1/3程度になってしまいました。
日常生活でも制約が大きく、直ぐに疲れてしまいますし、
好きな料理も影響が出ない範囲でしか楽しめなくなりました。
しかしながら、
死んでしまってもおかしくなかった症状で、
動作や言語に重い障害が残って当然の酷いダメージでした。
それにも係わらず、
医師曰く「この状態で後遺症がこの程度で済んだというのは極めて稀」という状況で、
色々な制限はりますが、
社会復帰できましたし、海外出張や旅行もOKです。