352. 田舎で稲を見て想うこと
首都圏から岐阜の実家に引っ越し、
先日、早期退職&緩起業しました。
田舎なので所々に田畑が有り、
近所付き合いが濃いので、
稲の成長と共に、
日本の農村の文化を肌や舌で感じることが出来ます。
大昔は多くの人が農家だったと考えると、
日本の文化は稲作と共に築き上げられてきたと思われ、
米作りは食料自給と併せて非常に重要な日本の根っ子の1つと感じています。
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米は炭水化物なので太りやすいとして敬遠されがちですが、
玄米やもち麦などに雑穀を混ぜれば影響が緩和されると言われていますし、
何より大切な日本の主食です。
食糧自給は国の安全保障の点でも非常に大切で有り、
米はその中心です。
引っ越ししてから、
地域の米作り、
特に安心安全な米作りを何らかの形でサポートしたい、
と考えるようになりました。
知り合いの先輩に半農だった方が居ますので、
コロナが収まった頃に会いに行き、
どんな悩み、要望があるか伺おうと考えています。
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5月中旬頃
田植えしたばかりで、
稲は小さく細く弱々しいです。
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この時期の地元のお菓子「みょうがぼち」
そら豆の餡を「もそっ」とした米粉の皮で包み、
ミョウガの葉で包んだ素朴な味です。
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田植えの農繁期の合間に食べられるよう工夫した地元のお菓子で、
街中の多くの和菓子屋で売られていますし、
田舎では家庭でも作ります。
名店とよだやのHPはこちらです。
6月中旬頃
ある程度育ってきました。
写真は水を抜いていますが、
水を枯らして稲の根を強く張らせる「中干し」という技法です。
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この頃、岐阜の山村では、
強め目の酢を効かせた酢飯や酢付けの魚・煮物等を具にした寿司を、
殺菌作用のある朴葉の葉で包んだ「朴葉寿司」を食べます。
写真は山村出身のご近所さん手作りの頂き物です。
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山村ではこの頃が田植えの農繁期と思われ、
農作業の合間の腹ごしらえの伝統食なのでしょう。
大昔は多くの人が農家だったと考えると、
日本の文化は稲作と共に築き上げられてきたと思われます。
7月10日
すっかり逞しく成長しました。
稲は亜熱帯系の植物であり、
成長の早さに驚かされます。
稲穂を付けると「たわわ」に実り収穫量も多く、
日本の風土に合った貴重な主食と思います。
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