155.料理・問題意識 実家での旨い飯2 寿司の出前で思うこと
昨日の話ですが、年末に母、妻、私の誕生日祝いで味わった地元の寿司屋の出前を取りました。
ミョウバンを使っていない甘い極上ウニの旨さに思わず唸った店です。
今回の実家での最後の昼食で、コロナ禍で苦境と思われるお気に入りのお店の応援も兼ねた出前です。
私の食いしん坊の虫に火が付き体重が再び増加傾向にあるのが気がかりですが、自宅に戻ってから仕切り直しします。
今回の出前の配達は店主の奥さんでしたが、いつもは先代の主人が届けてくれると母が言っていました。
調理は息子さんに任せているようで、多忙時は先代も脇に立って手伝っているとの事です。
年末に頼んだ際は、忙しくて指定の時間には間に合わないとして少し遅い時間に取りに行くことにしていましたが、
当日の朝、当初の希望時刻に近づけれられるとしてわざわざ電話をくれるお客本意のお店です。
田舎だからか、都会と比べるとかなりお得感があります。
酢飯は少し甘めで、私はもう少し酢が効いてる方が好みですが、ふわっと口でほどける食感は回転寿司では味わえません。
店で食べると、人肌の酢飯と冷えたネタの組み合わせも楽しめますので、早くコロナが沈静化して味わいたいと思いますし、
その時にお店が残っていて欲しいと心底願います。
今回は色々な手続きのため長く実家にいましたが、必要な用事もほぼ終わりました。
多くの役所を色々廻って感じたことは、”国の在り方が本末転倒になっている”ということです。
役所は、国民からお金を取る対応はビックリするほど迅速でしつこく、少しでも支払いが遅れると追徴金を課しますが、
国民が貰えるお金については、驚くほど支払いが遅いことに心底驚きました。
また、税金の減免制度については、こちらがある程度調べたうえで、真実を伝えないと嘘になるような聞き方でしつこく質問しないと、
その制度の存在すら言いませんでした。
対応は丁寧ですが、2カ所で全く同じ対応でしたので、意図的としか思えません。
税金=利権の根源を少しでも多く取る事と共に、税務署員が税理士になる道を維持するため、ブラックボックスを作る意図もあるのかも知れません。
まさに、本来の背私向公ではなく、完全に背公向私と感じました。
”組織は出来た瞬間から腐敗が始まる”という話しを聞いたことがありますが、
今の日本も先の大戦から長い月日が流れ、かなり腐敗が進んでいる気がします。
戦争で体制が破壊され焼け野原から1からスタートしない限り、本来在るべき国に戻らないのであれば悲しすぎます。
私と妻が楽しく暮らしつつ、大好きな美しい和の国・日本を、正しい本来の形で、より良くしながら次世代に引き継ぐために何かしたい。
という想いがまた強くなりました。
全景
魅惑のウニ
ミョウバンを使っていない、甘く爽やかな味です。
トロ
これまた唸る旨さです。日本に生まれて本当に良かったと感じます。
写真撮影前に食べてしまいましたが、ここの穴子も秀逸です。