525.変化を楽しむ
全ての物・事は時間と共に変化します。
人は勿論、会社、街、国も同じですが、
「強い者が生き残ったのでは無く、変化に対応できる者が生き残った」
という歴史の事実を心に留めたて日々を過ごしたいと考えています。
社会全体が大きな変化をすると思われる中、
現状を憂いて愚痴っても将来は何も好転しません。
この5年程の間に色々な事が起こり、大きな変化がありましたが、
以下の点を心に刻んで楽しみたいと思います。
最悪を想定した準備を着実に実行して自ら変化に対応しつつ、
心穏やかに日々を過ごす。
変化した現状を悔やんでも仕方が無いので、
それを受入れながら、最善を目指す。
上記を実現する基本は、
頭・体・財布の究極の健康法=「妻と一緒に末永く楽しく働く」であり、
その実現の為、楽しみながら変化したいと思います。
私が就職した頃は、Japan as No.1などという言葉と共に、
日本企業がNYマンハッタンの有名なビルを買ったり、
世界の株式時価総額上位に日本企業が軒を並べていました。
私が就職した直後にバブルが崩壊し、失われた30年と言われる程、
経済成長も停滞し、賃金の上がらない状況が続いています。
一方、良いのか悪いかはありますが、
物価もそれほど上がってこなかったので、
生活の点では結果オーライだったのかも知れません。
私には、失われた30年の原因が何だっのかは良く判りませんが、
経営スタンスの問題は少なからずあると感じています。
日本のサラリーマン経営者の多くは、
「自分の在任期間中だけ良ければOK、沢山退職金を貰えれば良い」
と考え、それに従うイエスマンを重用し、
リスクを厭わず中長期の発展を積極的に求める人材は煙たがる傾向にあると感じます。
一方、
海外で発展する企業の経営者は真逆で、
リスクを取って大胆な改革も行いながら、時には会社の業態すら大きく変えて、
中長期の利を求める人が多いように感じます。
社員にとって、変化の少ない日本企業が良いのか、
変化が激しく簡単に職を失うものの、実力があれば次の職が比較的たやすく見つかる海外企業の方が幸せか、
人それぞれで違うと思います。
自分のスキルを磨き、自分の裁量で仕事をして生活できれば最高です。