415.時の流れ(変化への対応)
先日、岐阜市内のアーケード商店街「柳ヶ瀬」に行き、
かつての大繁華街が廃れる様を見て、
「変化に対応する者が生き残る」という言葉を実感しました。
人生も同じであり、
「大きな変化の進む今はチャンスでもある」
と考え、焦ることなく、自分の優先順位に従って、
歩を進めて行きます。
「今の自分は、過去の自分の行動の結果」
という当たり前の事も忘れず前に進み、
数十年後、妻と一緒に海外の3つ星レストランで食事しながら、
「あの時、実行して良かった」
と微笑み会いたいです。
サラリーマンの世界では、
私が新入社員の頃の常識であった、
「年功序列」
「持ち家を買えば値上がりし一財産になる」、
「持ち家+年金で老後は悠々自適」
は崩壊しつつある大変化の真っ只中と感じます。
(不動産神話はとうの昔に崩壊しています)
先日のニュースで、
「45歳定年とすべき」との大企業の社長コメントが話題になっていました。
年功序列は崩壊し、
年金も受給高齢化&受給額減は避けられない中での、
発言と思います。
会社としての活力維持のためには、ベテラン→若手の入れ替えは不可欠。
一方、
60→65→70歳?などと高齢化する退職まで面倒は見切れない。
従って、
人生70年→100年となりつつある事を踏まえ
会社として活力を維持するため、
45歳以上には退職して貰わざるを得なくなる。
それ迄に次のキャリアを拓くスキルを習得しないと路頭に迷うので、
その前提でスキルアップをすべき。
という考えと受け止めました。
業容拡大を諦めているのであれば経営者失格ですが、
今の日本全体が変わらないとしての発言と思います。
私は32年間の会社員時代で、
色々なサラリーマンの生き方を目の当たりにしました。
①出世は捨て可能な限り仕事をせずに年功序列で高給を得る人
②常に自己保身を考え立ち廻る人
③他人は全て自分の踏み台として利用し倒し出世を目指す人
④親分に徹底的にぶら下がり役員にまで上り詰めた人
⑤抜群の実力&人望を持ちながら些細な事で陽が当たらない人
⑥徹底的に技術を磨き現代の名工のような人
今後、少なくとも①は通用しなくなるのでしょうし、
特に転職する場合、
②~④の人は厳しくなると思います。
逆に⑤のケースは、
環境が変われば大きく花開く可能性がありそうです。
私は⑥を目指したものの、出来はイマイチで、
最後は病気もあり断念しましたが、
それまでのスキルの積み重ねが今の生活の糧になっています。
考え方は人それぞれですので、
これからの変化を考え、
自分はどう対応するか(生きるか)、
想いを決めることはとても大切と思います。
下記は古い本ですが、
人生の在り方、夢の実現の仕方を明快に記した名著です。
特に若い方は、一読をお勧めします。